アルピーヌF1で暫定チーム代表を務めるブルーノ・ファミンは、親会社でチームにパワーユニット(PU)を供給するルノーが、新規参戦を目指すアンドレッティにカスタマーPUを供給する意思があると明かした。
FIAは10月にアンドレッティの新規F1参戦プロジェクトに正式なゴーサインを出し、最終的な決定はF1の商業権を持つフォーミュラ・ワン・マネジメント(FOM)とステファノ・ドメニカリCEOに委ねられている。
■アンドレッティがF1新規参戦ならドライバーは誰に? インディカーの若手筆頭は「ドライバーならF1シートを断れない」
アンドレッティはゼネラルモーターズ(GM)とパートナーシップを結び、傘下のキャデラックと共にF1へ乗り込むことを目指している。11月にはさらに、GMが2028年シーズンに向けてPU製造者登録を実施。最終的にはキャデラックブランドの独自PUをアンドレッティへ供給することを目指している。
ただ、アンドレッティは最短で2025年からのF1参戦を目指している。現時点でGMが独自PUを製造していないことから、アンドレッティは既存PUメーカーの供給契約を獲得する必要がある。
アンドレッティは以前ルノーとPU供給に関して事前契約を結んでいたものの、両者の予想以上に参入プロセスが長引いたため、夏には失効していた。
ただファミン暫定代表によると、アンドレッティがGMとの関係を強化したものの、ルノーはキャデラックがPUを供給開始するまでの間、カスタマーPUを提供する意思があるという。
アンドレッティが2025年からのF1参戦という目標を達成するとなると、2026年に新テクニカルレギュレーションが導入されるまでの1シーズンをルノーの現行PUで戦うことになる。
アンドレッティが目標通り2025年からF1参戦できるのか、明確なデッドラインが引かれている一方で、ルノーもまたPU製造体制を増強し、再びセカンドチームに供給できる状態にするためにはある程度の時間を要する。
motorsport.comが状況をファミン暫定代表に尋ねると、彼は次のように答えた。
「我々はアンドレッティともGMとも話をしているし、彼らと話ができていることを嬉しく思っている」
「(アンドレッティの)参戦が決まれば、喜んで協議を再開する。プロセスの長さが予想よりずっとずっと長いから、当面は少し待機することになる」
「FIAは当初言っていたよりもずっと回答に時間がかかった。今ボールはF1側にある。もし彼らが参戦するのであれば、アンドレッティと話し合えることを嬉しく思う」
「前回、我々には事前契約があって、その事前契約が失効していると言った。そのため事実上、今は彼らと確約も法律的な約束もない。しかし彼らと話をして、一緒に何が可能かを考えることができる」
「もし彼らが参戦するとなれば、それは彼らがF1に多くの付加価値をもたらし、それによって選手権や既存チームの価値が薄れることがないと証明したことになる」
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント