2023年シーズンのF1は、まさにレッドブル・レーシングとマックス・フェルスタッペンのワンサイドゲームとなった。開催された22レースの内、19レースでフェルスタッペンが優勝。チームメイトのセルジオ・ペレスも2勝を記録してレッドブルが22戦21勝となり、レッドブル以外で勝利を果たしたのはシンガポールGPでのカルロス・サインツJr.(フェラーリ)だけであった。
したがって、2023年シーズンのウイナーはわずか3人。これはF1の歴史上で最も少ない人数だが、同じく3人しか勝者がいないシーズンが他に6例存在する。その6例を以下で紹介する。
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■2015年シーズン(ルイス・ハミルトン/ニコ・ロズベルグ/セバスチャン・ベッテル)
2014年からコンストラクターズタイトルを8連覇するなど王朝を築いたメルセデス。この年にメルセデスはハミルトンとロズベルグのふたりで19戦中16勝を記録した。そのメルセデスに唯一風穴を開けたのが、当時レッドブルからフェラーリに移籍したばかりのセバスチャン・ベッテルであった。
ベッテルは第2戦マレーシアGPで、メルセデスのふたりを従えて優勝。その後もハンガリーGP、シンガポールGPとメルセデス勢が苦戦したレースで共に勝利をもぎ取り、移籍1年目でいきなり3勝を記録した。
■2014年シーズン(ルイス・ハミルトン/ニコ・ロズベルグ/ダニエル・リカルド)
メルセデス王朝の幕開けとなった2014年シーズン。開幕から6連勝、その内5回がワンツーフィニッシュと圧倒的なスタートダッシュを見せたが、第7戦カナダGPでは、同年にトロロッソからレッドブルに昇格したリカルドがトラブル続出のサバイバルレースを制して初優勝。その後もリカルドはハンガリーGP、ベルギーGPを制して3勝を挙げ、チームメイトでディフェンディングチャンピオンだったベッテルを圧倒したことでトップドライバーの仲間入りを果たした。
■1988年シーズン(アイルトン・セナ/アラン・プロスト/ゲルハルト・ベルガー)
言わずと知れた、“セナプロ”コンビとマクラーレン・ホンダのパッケージが圧倒的な強さを見せたシーズン。ふたりで16戦中15勝を記録し、これは前述の2023年レッドブルに更新されるまでは長らく歴代最高勝率でもあった。
そんなマクラーレンが唯一勝利を逃したのが、イタリアGPだった。このレースでは予選こそ順当にセナとプロストがフロントロウを占めたが、プロストはエンジントラブルによりリタイア。一方のセナはトップを快走していたが、優勝目前で周回遅れのジャン-ルイ・シュレッサー(ウイリアムズ)と絡みレースを終えた。これで優勝したのがフェラーリのゲルハルト・ベルガーで、この年3人目のウイナーとなった。
■1963年シーズン(ジム・クラーク/グラハム・ヒル/ジョン・サーティース)
1963年はロータスのクラークが席巻したシーズンであった。クラークは10戦中7回のポールポジションと7回の優勝を記録。当時はポイント上位6ラウンドの有効ポイント制だったため、優勝6回分が有効となり事実上の“満点”でのチャンピオン獲得となった。そんなクラークが優勝を逃した3つのレースで勝利を記録したのが、BRMのヒルとフェラーリのサーティースであった。
■1952年シーズン(アルベルト・アスカリ/ピエロ・タルッフィ/トロイ・ラットマン)
レギュレーションの異なるインディ500も含めた全8戦で争われた1952年シーズンにおいて、フェラーリのアスカリは第3戦以降を6戦6勝で締め括り、チャンピオンとなった。開幕戦スイスGPはタルッフィが、第2戦インディ500はラットマンが制している。
そもそもアスカリは開幕戦のスイスGPをインディ500参戦のため欠場している。インディ500のレース自体は2週間後とはいえ、スイスGPの週には既にタイムトライアルが始まっていたため、両方に出走することはできなかったのだ。前年のF1を戦ったフェラーリ375の改造版でインディ500に臨んだアスカリだったが、完走を果たすことはできなかった。
■1950年シーズン(ジュゼッペ・ファリーナ/ファン・マヌエル・ファンジオ/ジョニー・パーソンズ)
F1世界選手権としての最初のシーズンである1950年は、カレンダーに含まれてはいるもののF1ドライバーやチームが参加しないインディ500(ジョニー・パーソンズが勝利)を除けば、わずか6レースしか開催されておらず、その6戦でアルファロメオのファリーナとファンジオが3勝ずつを記録し、勝利を分けた。
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