9月17日、2025年NTTインディカー・シリーズからの参戦開始を予定しているプレマ・レーシングは、来季ドライバーのひとりとしてカラム・アイロットの起用を発表した。
1983年にアンジェロ・ロジンとジョルジオ・ピッコロが設立したイタリアのプレマ・レーシング。設立以来イタリアF3選手権参戦を開始し、1990年に初のタイトル獲得を皮切りに参戦カテゴリーを拡大、現在はFIA F3やFIA F2を中心にシングルシーターカテゴリーで活躍している。
FIA F2参戦のプレマ・レーシングが2025年インディカー参戦を表明。シボレー陣営に加わる
2025年からはその活動範囲をアメリカへと広げ、全米最大のフォーミュラカーシリーズであるインディカーにシボレー勢として2台体制で挑むプログラムをスタートさせるが、そのうちの1台のドライバーが決まった。
今回起用が発表されたアイロットは、2017年に初めてプレマ・レーシングに加わり、F3ヨーロッパ選手権で6回の優勝と11回の表彰台獲得を果たしたプレマファミリーのひとりだ。
2018年にはGP3シリーズに移籍し、2019年にFIA F2にデビュー。2020年シーズンには3勝を記録してシーズン2位となっている。2019年から2021年の間には、F1のテストとプラクティスセッションにアルファロメオ・レーシングから2回出走し、2021年にはスクーデリア・フェラーリのテストドライバーも務めた。
インディカーには2021年末からフンコス・ホーリンガー・レーシングでデビューし、2022年、2023年も同チームから参戦。2024年シーズンには負傷によってチームを離脱したデイビッド・マルーカスの代役としてアロウ・マクラーレンから出走したが、中盤以降はテオ・プルシェールやノーラン・シーゲルがそのシートに収まっていた。
一方、今季はWEC世界耐久選手権にも参戦し、最高峰となるハイパーカークラスにてハーツ・チーム・JOTAの12号車ポルシェ963をウィル・スティーブンス、ノルマン・ナトとともにドライブしており、第3戦スパ・フランコルシャン6時間ではスティーブンスとふたりでハイパーカークラス初優勝を果たしている。
アイロットは古巣への合流に際し、「なんて素晴らしいチャンスなんだ」と喜びを言葉にしている。
「これは、プレマ・レーシングがインディカー・シリーズに挑戦する最初のステップであり、それを自分が体験できるという素晴らしい機会だ」
「僕はレースが大好きで、こうしたフォーミュラカーもこのチームも大好きなので、イタリアでの家族と呼べる場所に戻ってくることができて嬉しい。これは特別なものになるだろう」
「インディカーでは大変な努力が必要になるだろうが、チームに参加して一緒に何ができるかを探していくのが楽しみだ」
さらに、チームは2台のマシンのゼッケンナンバーも公表している。使用するのは『83』番と『90』番となり、『83』はチーム創設の1983年、『90』番はチームにとって初の選手権タイトル獲得となったイタリアF3選手権を制覇した1990年に基づいている。
アイロットが乗り込むマシンのゼッケン番号、さらにもう1台のマシンに乗り込む選手がだれになるのかはまだ不明だ。インディカーに新規参入するプレマ・レーシングのさらなる発表を心待ちにしたい。
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