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F1モナコGP FP1:サインツが首位、アロンソとハミルトンが続く。セッションはアルボンのクラッシュで赤旗終了

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F1モナコGP FP1:サインツが首位、アロンソとハミルトンが続く。セッションはアルボンのクラッシュで赤旗終了

 2023年F1第7戦モナコGPのフリー走行1回目が行われ、カルロス・サインツ(フェラーリ)がトップタイムをマークした。2番手はフェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)、3番手はルイス・ハミルトン(メルセデス)となっている。角田裕毅(アルファタウリ)は13番手だった。

 イモラ・サーキットで開催予定だった第6戦エミリア・ロマーニャGPが豪雨の影響で中止になったため、3週間ぶりのグランプリだ。イモラでは複数のチームがマシンのアップデートを行う予定だったが、それができなかったため、やむを得ずこのモナコGPで行うことになる。注目のメルセデスは、“ゼロ・サイドポッド”コンセプトを脱却したことが明らかになっている。

【タイム結果】2023年F1第7戦モナコGPフリー走行1回目

 現地の天候は晴れで、気温26度、路面温度47度というコンディションでセッションがスタート。序盤はフェラーリの2台とランド・ノリス(マクラーレン)がミディアムタイヤ、それ以外の17台がハードタイヤだ。マックス・フェルスタッペン(レッドブル)はガレージを出た直後にクラッチの不具合を伝え、その後も走行中に「ハイスピードで全然走行できない」と訴えていた。

 セッション序盤にタイムシートのトップに立ったのはミディアムのフェラーリ勢で、母国グランプリを迎えたシャルル・ルクレールが1分14秒562、サインツが1分15秒198で2番手。アロンソが1分15秒370で3番手に続き、不具合を訴えていたフェルスタッペンが1分15秒486で4番手だ。フェルスタッペンは「このまま運転していたら突っ込んでしまいそうだ」と伝えガレージに戻った。一方のペレスは、この時点で1分16秒093と13番手だ。

 開始25分過ぎ、ローガン・サージェント(ウイリアムズ)がトンネルのなかを走行中に「何かおかしい」と訴えスローダウン。サージェントはエスケープゾーンには入らず、スロー走行のままピットに戻った。

 セッション折り返しを前にミディアムを履いたハミルトンが1分14分035をマークしトップに浮上。2番手は0.210秒差のサインツ、3番手は0.432秒差のノリスだ。アップグレードを投入したアルファタウリの角田は1分14秒964と9番手タイムをマークしピットに戻っている。フェルスタッペンは再びコースに出ており、先ほどよりもリヤが改善されたと報告しているがまだ完璧ではないようだ。それでもフェルスタッペンは1分14秒280を記録し3番手に上がった。

 残り時間25分を切ったところで、ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)の左リヤタイヤがパンクしているシーンが国際映像に捉えられた。ヒュルケンベルグはヌーベルシケインで左のウォールにヒットしており、そのせいでタイヤがパンクしたようだ。これにより走行ライン上にデブリが飛び散ったため、セッションは赤旗中断となった。

 FP1は残り19分のところから再開。終盤はほとんどのマシンがミディアムタイヤで走行していたが、残り4分を切ったところでアレクサンダー・アルボン(ウイリアムズ)がターン1でクラッシュを喫した。アルボンは「膝を打ったが大丈夫」と報告しているが、マシンは左のフロント、リヤともにダメージを負っている。これでFP1は終了となり、トップ3はサインツ、アロンソ、ハミルトンだった。


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みんなのコメント

2件
  • コースの解析度が順位に繋がっている様な気がする。ドライブフィールがコースと合わないと危険ではある。本戦はフィールとの闘いが市街地サーキットでの持久力になるのかな。そういう短期的な争いごとが遅いカテゴリーの優秀性みたいなものとして見えてくる。


  • コースの解析力が順位に繋がったように思える。本線ではドライブフィールかな。こういう場合遅いカテゴリのフィールは有害だと思う。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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