3月12~13日、岡山国際サーキットで行われたスーパーGT公式テスト、そして3月26~27日に富士スピードウェイで行われている公式テストで、毎回のように2台が上位につけ、今季のGT300クラスでの活躍を予感させるような好調ぶりをみせているのがJLOCの2台のランボルギーニ・ウラカンGT3エボだ。今季の好調ぶりはどこにあるのか、則竹功雄代表兼チーム監督に聞いた。
2021年から継続し、87号車を松浦孝亮/坂口夏月のふたりが、88号車を小暮卓史/元嶋佑弥のふたりがドライブしスーパーGTに参戦するJLOC。強力なドライバーラインアップ、そして海外ではトップクラスのパフォーマンスをみせるウラカンGT3エボという体制だが、2021年は思うような結果が残せなかった。ただ今季は岡山公式テスト、そして富士公式テストでも絶好調。2台が毎セッション上位に食い込んでいる。
JLOC、2022年もスーパーGT参戦のドライバーラインアップは変更せず。結果を目指す一年に
ウラカンGT3エボは当然GT3車両で改造はできない。「基本的に変わったことはしていません」と則竹監督は言う。ではこの好調のポイントはどこかと言えば、「やはり横浜ゴムさんが我々と一緒にやっていこうという思いが強くなったこと、そして我々はこのウラカンGT3エボのことをある程度知っていますし、良いポイントをエンジニアがつかんでいる」ことだという。昨年から好調ぶりをみせるヨコハマのパフォーマンス、そしてチームがウラカンGT3エボの知見を深めているのが好調の要因だ。
さらに今季、チームには新たな“大物”が加わっている。長年無限のチーム監督として数多くの勝利を掴んできた熊倉淳一氏がJLOCに加わっているのだ。「熊倉さんはご紹介で加わってもらいました。彼自身はリタイアしようか迷っていたそうですが、『ヒマならつきあってよ』という感じでしょうか(笑)」と則竹監督。
「私のサポートをしてくれていて、2台のドライバー、メカニックについて気づいたことを提案してくれています。彼が来て今回で3回目のテストですが、やはり緊張感が良い意味で変わりました。チームがピリっとしています」とJLOCのチーム全体に好影響を与えている。
さらにチームには心強いスポンサーもついた。岡山公式テスト、さらに富士公式テストの事前のエントリーリストでは2台の車名は『TBN』となっていたが、富士公式テストの当日から、グリーンのラインがメインの松浦/坂口組の87号車は『Bamboo Airways Lamborghini GT3』に、レッドのラインがメインの小暮/元嶋組88号車は『weibo Primez Lamborghini GT3』という車名になった。
87号車の『Bamboo Airways』は、ベトナムの航空会社『バンブー・エアウェイズ』のこと。2021年からハノイ-成田線が就航している。「僕たちの本業と昔から取引があり、バンブーエアは今は成田空港にしか乗り入れていませんが、今後中部国際空港と関西国際空港にも飛ぶことになります。またドイツにも就航するとのことで、一緒にできないか……となりました」と則竹監督。
また88号車の『weibo Primez』は、あの中国の最大のソーシャルメディアだ。「ウェイボーは、あの中国のウェイボーです。Primezは『プライムズ』と読みますが、ウェイボーのサイトのなかで物を売買するECサイトのことですね」と則竹監督は説明してくれた。
則竹監督は、チーム名でもある『JLOC』=『ジャパン・ランボルギーニ・オーナーズ・クラブ』の会長でもある。ランボルギーニを愛するオーナーたちからのサポートを得ているが、「JLOCのメンバーはみんな知り合いなんです」という伝手から今回のスポンサードが決まったのだとか。
今季のスーパーGTについて「今季は取りこぼすレースを少なくしたいですね。着実に戦っていきたいです。GT300規定車両の参加条件は僕たちでは分かりませんが、僕たちは与えられた状態でしっかり戦っていくだけです」と則竹監督は意気込みを語った。
強力なチーム体制、サポート体制が整い、チームメンバーも充実した表情が見て取れる。2022年のJLOCの戦いぶりは見逃せないだろう。
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