ドゥカティのマルク・マルケスは、2月5日からセパンで始まった公式プレシーズンテスト初日、首位のファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)から0.051秒差の2番手となった。
マルケスがMotoGPバイクに乗るのは、最終戦後にバルセロナで行なわれたポストシーズンテスト以来約2ヵ月ぶりだが、まるでそんな空白期間などなかったかのように新しいバイクを走らせた。
■MotoGPプレシーズンテスト初日、3人が転倒で負傷。王者マルティンは右手と左足を複数骨折
ドゥカティのファクトリーチームでマルケスがどんな走りを見せるのか、多くの注目が寄せられていたが、感触は実に良かったようだ。彼のタイムとコメントがそれを裏付けている。
計54周を走り込み、52周目に2番手タイムを刻んだマルケスはセッション後メディアの取材に応じ、オフの空白期間がなかったかのように集中できたと話した。また、この日アタックをしなかったため17番手に終わったチームメイトのフランチェスコ・バニャイヤとも、バイクについて情報を共有したという。
「最後にバイクに乗ってから2ヵ月も経っていないかのように、時間は過ぎていった。みんなと同じようにエンジンに集中した」
「僕たちふたりのライダーは、それぞれ違うことに取り組んでいるけど、共有はしている。ペッコ(バニャイヤの愛称)とコメントを交わした。(テストが)3日あるというのはたくさんあるように思われるかもしれないけど、そうではないからね」
マルケスとバニャイヤがバイクに違和感を感じた瞬間もあったようだが、チームがすぐにそれに対処したとマルケスは明かした。
「ペッコも僕も、ある面で奇妙なことに気づいたんだけど、その時のドゥカティの反応がとても良かった。彼らは走行を中断し、続行する前にその問題解決に集中することを決めた。それはとてもポジティブだ。翌日まで放っておくと、暗闇の中で銃を撃つようなものだからね」
マルケスは、セッションの最後にタイムを出しに行った理由についても次のように明かした。
「最後にファストラップをした理由は、それが必要だったからだ。昨年、僕を最も苦しめたポイントのひとつだからね。(テストでタイムを出しても)何の助けにならないけど、僕には必要だったんだ。でもリスクは抑えなくちゃいけない。今日はすでに3人のライダーが負傷しているからね」
マルケスが言うように、この日の走行で実に3人ものライダーが転倒して骨折。テスト続行を断念する事態となった。
転倒が多いことで知られるマルケスは2025年シーズンに向けて、身体のケアとマネジメントを重視していることを強調した。
「この冬はモトクロスのトレーニングは控えめにした。1日24時間のうち、12時間は自分の体をケアするための時間なんだ」
最後にマルケスは、ドゥカティの新しいバイクについてコメント。昨年マルケスが使っていた2023年型よりも、ブレーキングは良いと説明した。
「エンジンは少しスムーズになっているようだ。いくつかアジャストする必要があるモノはあるけど、それは普通のことだ。このバイクは2023年型よりもブレーキが良くなっている。最初に乗った時から、フィーリングはとても良かった」
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みんなのコメント
ヤマハ復活期待してます!
大クラッシュ起こす前に
引退して欲しいです。