新型「シボレー・ボルトEV/ボルトEUV」ではハンズフリードライビングサポート機能の「スーパークルーズ」を採用
2月14日、ゼネラルモーターズはシボレーの電気自動車「ボルトEV」の新型と、その派生モデル「ボルトEUV」を、2022年モデルとして発表した。米国市場における予定販売価格は、ボルトEVが3万1995ドル(約337万円)、ボルトEUVが3万3995ドル(約358万円)から。
シボレーが市販に向けピュアEVキットの最新バージョンを披露!
ボルトEUVは、5ドアハッチバックスタイルのボルトEVに対して、SUVのデザインやテイストを与えつつホイールベースを6インチ(約152mm)ほどストレッチさせ、居住性や積載性を高めているのが特徴。これによりコンパクトEVの選択肢が拡げられている。
パワーユニットは両車ともに140kW(約204ps)/360Nmを発するモーターと、総電力量65kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載。航続距離はボルトEVが最高で416km、ボルトEUVが402kmを実現する。
エクステリアは大胆でアスリート然としたシボレー新世代デザインを採用し、モダンなイメージを主張。その一方、フロントマスクなどには電気自動車ならではのディテールが与えられた。フロントのシグネチャーライトやテールランプはシャープなデザインで、先進性も感じさせる。ボルトEUVには前後バンパーのアンダーガードやルーフレールが標準装着され、独自のアピアランスを実現している。
インテリアはデジタルコンシャスな仕立てで、8インチのメータークラスターや、Apple CarPlayやAndroid Autoに対応するインフォテイメントシステムを組み合わせる10.2インチのタッチスクリーン、ボタン式のギヤセレクター、電動パーキングブレーキの採用が新世代モデルを感じさせる。ステアリングホイールはフラットボトムデザインで、横基調によってワイド感を高めたインスツルメントパネルを、スポーティに仕上げている。
運転支援機能では、ドライバーアテンションシステムや高精度の「LiDAR」(光による検知と測距)技術用いたハンズフリー支援機能である「スーパークルーズ」を採用した点がニュース。これにより高速道路などではドライバーの負担が軽減できる。
このほか、レーンキープアシストや車線逸脱警報、前面衝突警報、歩行者検知ブレーキ、HDリヤビジョンカメラといった支援機能が全車に標準装備。アダプティブクルーズコントロールやリヤクロストラフィックアラート、HDサラウンドビジョンを選択することも可能だ。
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みんなのコメント
欧州ではガソリン車とHV車は発売停止の方向に動いている。
日本は置き去りになるのか分からないがトヨタは高額な燃料電池車をいつまで続けるのだろう。
トヨタが普及型のEV車を作ればイヤでも売れるのは間違い無いんだが。