2024年のMotoGP最終戦ソリダリティGPの予選が行なわれた。ポールポジションを獲得したのはドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤだった。
舞台となるカタルニア・サーキットは、11月ということもありかなり冷涼なコンディションとなっており、予選開始時も気温は13度、路面温度12度という状態だった。
■最終戦でのMotoGPタイトル獲得条件は? 早ければ土曜スプリントレースで決着
予選Q1とQ2のグループ分けでは、LCRホンダのヨハン・ザルコがQ2に直接進出。チームメイトの中上貴晶は今回がフル参戦ライダーとして最後の予選になるが、わずかに届かずQ1スタートとなった。
Q1セッションではまず、フランコ・モルビデリ(プラマック)が1分39秒745のタイムをマーク。これが暫定トップタイムとなった。連続アタックで彼は1分39秒367までタイムを縮め、2番手に続いたラウル・フェルナンデス(トラックハウス)に対して0.278秒と、まずまずの差をつけた。
またQ1序盤のアタックではヤマハ勢が良いペースを見せ、ファビオ・クアルタラロとアレックス・リンスが1分39秒台後半をマークし、3番手と4番手に続いた。
中上は少し遅めのタイミングでアタックに入り、1分39秒793をマーク。セッション折り返しで4番手に食い込んだ。
Q1後半のアタックではモルビデリが1分39秒145とライバルを更に突き放すタイムを記録。クアルタラロが渾身のアタックで1分39秒404まで縮めたものの、トップからは0.259秒差の2番手だった。
最後のアタックでは、このトップ2を超えるタイムは記録されず、モルビデリとクアルタラロがQ2へと進んだ。
中上は前半に記録した自己ベストを、Q1後半にかけて更新することができず、10番手タイム。Q1敗退で予選を終えた。
ポールポジションを争う予選Q2は、逆転タイトル獲得を目指すフランチェスコ・バニャイヤが一番乗りでアタック。その後ろにマルク・マルケス(グレシーニ)が続いたが、タイトルを争うホルヘ・マルティン(プラマック)との間に他のライダーを挟みたいバニャイヤにとっては好都合。そのまま1分38秒835を叩き出し、バニャイヤが暫定トップに立った。
なおQ2折り返し時点ではマルティンは1分39秒076で3番手につけた。
今回の予選でマルケスはバニャイヤの後ろを走る戦略をとっているようで、後半のコースイン時も、バニャイヤの真後ろに並んだ。普段は後追いを嫌うシーンも見せるバニャイヤだが、今回ばかりは別。むしろピットロードを並走しながらマルケスに声をかけていた。
そんなバニャイヤは後半のアタックで、1分38秒641と更に自己ベストを更新。暫定トップの座を固めた。
その後ろで後追い戦法をとっていたマルケスはバニャイヤに及ばず、さらにマルティンも後半のアタックでは1分38秒849でバニャイヤには敵わなかった。
ラストアタックでは今回が引退レースとなるアレイシ・エスパルガロ(アプリリア)が渾身の走りを見せ一気にタイムを更新……しかしバニャイヤには0.055秒とわずかに及ばなかった。
その結果、最終戦ソリダリティGPのポールポジションはバニャイヤが獲得。逆転タイトルに向け、予選は好結果で終え弾みをつけることができた。
2番手は引退戦に臨んでいるエスパルガロ。3番手はマルク・マルケスだった。ランキング首位のマルティンは4番手だ。
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