スーパーGTに参戦するTGR TEAM SARDは、8月8日(土)・9日(日)に富士スピードウェイで開催される第2戦『FUJI GT 300km RACE』において、阪口晴南を第2ドライバーに登録することを発表した。
当初、第1ドライバーにヘイキ・コバライネン、第2ドライバーに中山雄一という体制で今季に臨む予定だったTEAM SARD。しかし、新型コロナウイルスへの対策として実施されている入国制限の影響で、コバライネンが来日できない状況が続いている。
■コバライネンの代役参戦となった山下健太、5ヵ月ぶりのレースに「違和感なく乗れたのは自信になった」
開幕戦では、第2ドライバーに山下健太が起用され、5位を獲得した#39 DENSO KOBELCO SARD GR Supraだが、別のレースプログラムの影響で第2戦には参戦できないという。
山下はWEC(世界耐久選手権)のLMP2クラスにハイクラス・レーシングから参戦中。WECは8月13~15日のスパ6時間レースでシーズンが再開される予定となっており、その影響ではないかと考えられる。
阪口は、#96 K-tunes RC F GT3のドライバーとしてスーパーGT GT300クラスにフル参戦しており、昨年はランキング2位を獲得している期待の若手。トヨタ自動車株式会社、株式会社トヨタカスタマイジング&ディベロップメント、そしてK-tunes Racingの協力により阪口の起用が実現したとのことで、阪口にとってはこれがGT500デビューとなる。
また、阪口に代わり第2戦では脇坂薫一が96号車をドライブし、新田守男とタグを組むことになった。
脇坂は、「まず若手のチャンスを後押ししようとするチームの姿勢に敬意を表します」と、K-tunes Racingのプレスリリースにコメントした。
「この様なチームの心意気と状況、また信用出来る方々からのオファーで、僕自身も何も迷う要素が無く即決でスムー ズに事は進みました」
「初めてドライブするRC F GT3と久々に履くダンロップタイヤに早く順応する事が必要ですが、旧知の新田選手のデータがあるので問題とならないでしょう」
「僕に求められている事はレースの状況によって刻々と変わると自覚していますので先輩達に『少しは成長したな!』と言って頂ける様に気を利かせて走ります」
「とにかく、どんな状況でも笑顔溢れる現場となるでしょうからチームに合流するのが楽しみです」
また、27日に発表されたスーパーGT第2戦のエントリーリストでは、開幕戦への参戦が叶わなかったarto Ping An Team Thailandが、ショーン・ウォーキンショーとナタポン・ホートンカムの2名でエントリー。
Hitotsuyama Audi R8 LMSのクリストファー・ミース、エヴァRT初号機 X Works R8のアレックス・アウといった、開幕戦には来日できなかったドライバーもエントリーしている。
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