F1日本GPがオーバーテイクの少ない落ち着いたレースとなったことを受けて、BBCの人気番組『トップギア』の元司会者であるジェレミー・クラークソンがSNSで批判を展開したが、これに元F1ドライバーのマーティン・ブランドルが反応した。
F1日本GPは、トップ6が予選結果通りの位置でフィニッシュ。トップ10で見ても、アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)がルイス・ハミルトン(フェラーリ)に抜かれた以外、ほぼ順位変動が見られなかった。
■F1の”投手戦”はつまらない? BBC『トップギア』の元司会者「オーバーテイクが難しいコースでレースすべきじゃない」
昨年のレースと比べてもオーバーテイク回数が減っていることから原因は鈴鹿のレイアウトだけでなく、マシンの進化によって乱気流(ダーティエア)が増えていること、路面の再舗装によりタイヤのデグラデーション(性能劣化)が少なかったことなどが、その一因になっているようだ。
しかしヨーロッパの早朝に行なわれた日本GPのレースを見たクラークソンは、鈴鹿でレースをするべきではないとSNSで示唆。大きな反響を呼んだ。
「今朝のF1レースで、クリケットを見るのがどんな感じなのかがわかったよ」
「F1レースをもっとコンスタントにエキサイティングなものにするアイデアがあるんだ。オーバーテイクが難しいコースは使わないことだ」
この投稿は320万人に届き、1600件以上ものリプライがつけられている。元F1ドライバーのマーティン・ブランドルも、この投稿に反応したうちのひとりだ。
ブランドルは現在、デヴィッド・クロフトとともに『Sky Sports F1』のコメンテーターを務めているが、日本GPには現地参加していなかった。ブランドルはクラークソンに向けて、次のように投稿している。
「ジェッツァ、それは収穫のようなものだよ。時には我慢することも必要だ」
「今シーズンは4回のスタートから4人の勝者が出た。サッカーの試合によっては、0-0の試合もある。土壇場で5-4のスリルを味わう試合もある」
「それがスポーツだ。あなたがF1を愛していることは知っている。コースを変えるのではなく、マシンを変えるんだ」
これに対しクラークソンは、「もちろんそう思う」と答えた。
「しかし、0-0の引き分けを保証するようなサッカーのピッチはない」
またクラークソンは他のファンから、「この変化はクルマのデザインから来るものなのか?」と疑問を投げかけられ、次のように答えた。
「もちろん。クルマが大きくなっていることを受け入れ、”インセンティブ”を無視し、適したサーキットを使うべきだ。最終的に、収益はファンからもたらされる。常にだ」
F1は来季、レギュレーションの変更によりマシンがより小さく、軽くなる予定。これによって、F1日本GPのレースにも変化が訪れるだろう。僅差の今シーズンを楽しみ、1年後を待ちたい。
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みんなのコメント
マニュアルミッションなどアナログに戻したらどうだろ
世界最高峰のドライバーだからこそマシンでなく技量での勝負がみたい