ドイツのニュルブルクリンクで開催されるF1アイフェルGP。そのフリー走行1回目において、フェラーリ・ドライバーズ・アカデミー(FDA)の一員でFIA F2参戦中のミック・シューマッハーとカラム・アイロットが走行することが明らかとなった。
シューマッハーとアイロットは、共にF1公式セッション初参加となる。シューマッハーはアントニオ・ジョビナッツィに代わってアルファロメオのマシンをドライブする予定。一方のアイロットはハースから参加するが、ロマン・グロージャン、ケビン・マグヌッセンのどちらがセッションを欠席するのか明らかになっていない。
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また、同じくフェラーリ育成ドライバーでF2参戦中のロバート・シュバルツマンは、アブダビで行なわれるF1最終戦のFP1で走行をする模様。しかし、どのチームから参加するのかは決まっていないようだ。
F1公式セッションデビューに先立ち、彼ら3人は9月30日(水)にフェラーリが所有するフィオラノのテストコースで、フェラーリの2018年マシン『SF71H』を走らせる予定だ。
FDAのスポーティングディレクターを務めるローラン・メキーズは、次のように語った。
「我々は、3人の素晴らしいヤングスターたちが、彼らにとって最高な瞬間となるであろうイベントに臨むにあたって可能な限り準備ができるよう、このテストセッションを開催したいと考えていた」
「このテストセッションは、彼らが現在ドライブしているマシンよりもはるかに複雑なF1マシンに触れるという、絶好の機会となる」
“フェラーリ育成三羽ガラス”と言っても過言ではないこの3人は、揃って今季のF2で好成績を挙げている。シューマッハーは2勝を挙げてランキング首位となっている他、アイロットも3勝を挙げてランキング2番手、シュバルツマンも3勝を挙げてランキング5番手につけており、全員にタイトルの目が残されている。
F1のモータースポーツ担当マネージングディレクターを務めるロス・ブラウンは、特にシューマッハーの今季の進歩は、見る者を感動させていると語っていた。
「シューマッハーの名を背負っている以上、それは簡単なことではない」とブラウンはロシアGP後のコラムに綴った。
「それは恩恵をもたらす時もあるが、その一方で厳しい目にさらされることになる。ミックはそれに見事に対応してきたし、F2で2シーズン目となる今シーズンの後半には、彼が成熟し、レーシングドライバーとして優れた進歩を遂げているのを目の当たりにすることができた」
「ロシアは彼にとって素晴らしい週末になったし、私は彼の将来が明るいと思っている」
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