新型コロナウイルスのパンデミックにより、2020年のF1世界選手権は開幕戦オーストラリアGPから第8戦アゼルバイジャンGPまでが中止または延期となっている。シーズン最初のレースは現時点では6月14日のカナダGPということになっているが、計画通り開催できるかは不透明な状況だ。
そんな中でF1は、通常夏休みとなっている期間にもレースを開催できるように、夏のファクトリー閉鎖期間を3~4月に前倒しし、閉鎖期間も14日から21日に延長した。
■選手をコロナに感染させれば免疫がつく? レッドブル重鎮マルコが描いていた大胆構想
しかしながら少なくとも2ヵ月以上はレースが開催されないため、各チームは収入源が減り頭を悩ませている。そんな中でひとつの解決策として考えられているのが、ファクトリー閉鎖期間をさらに延ばすことである。
アルファロメオのフレデリック・バスール代表は、ファクトリー閉鎖期間の延長が各チームにとって財政面で助けになると主張した。
「ファクトリー閉鎖を延長する可能性がある」とバスールは語った。
「コストを大幅に削減する方法のひとつは、閉鎖期間を延ばすことだと思う」
各F1チームは4月末までに21日連続でファクトリーを閉鎖しなければいけない。閉鎖期間終了まではまだ時間的な猶予があることから、バスールは決断を急いでいないようだ。
「我々は今、代表の私やその他シニアスタッフがコミュニケーションをとる以外は、仕事をすることを許されていない。これは夏休みの閉鎖期間と同じだ。そして技術スタッフはここから3週間、つまり、4月中旬頃まで働くことができない」とバスールは続けた。
「従って4月中旬までには、状況をもっと把握して、適切な判断が下せればいいと思っている」
バスールはまた、この困難な状況の中で、各チームがこのスポーツにとって何が最善かを考えて協力していることを称賛した。
「それはこの危機的状況の中での数少ないポジティブな要素だと思う。我々はこれまで以上に協力している」
「そして我々は、可能な限り多くのレースをするために最善を尽くさなければいけない。それは簡単なことではないだろう」
「日を追うごとに新たな懸念が生まれる。最も重要なのは、臨機応変に動くことだ」
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?