いざ連勝へ！ レッドブル・ホンダのフェルスタッペン、F1スペインGP初日はメルセデス勢に次ぐ3番手「決勝の展開は誰にも予測できない」

　F1第6戦スペインGPの初日は、FP1、FP2共にメルセデスのワンツーに終わった。レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは2セッション共に3番手。メルセデス勢とはタイムに若干の開きこそあるものの、彼らに次ぐポジションを死守した。

　前戦F1 70周年記念GPでは、タイヤに苦しむメルセデス勢を尻目に抜群のタイヤマネジメントを発揮し、逆転で優勝を飾ったフェルスタッペン。今回も気温・路面温度共に高くなることが予想されており、各チームはタイヤの選択や扱いに頭を悩ませることになりそうだ。

　フェルスタッペンは、これまで同様一発の速さこそメルセデスの後塵を拝しているが、ロングランのペースには手応えを感じているようだ。

「マシンのパフォーマンスはまずまずの手応えで、総合的に今日はポジティブな初日になった」

　フェルスタッペンはプレスリリースの中でそう語っている。

「1周だけのタイムアタック時は明らかにメルセデスには届かないように見えるけど、レースで重要なロングランではマシンの調子が良いと感じている。先週のレースウイークと違い、今週は一番硬いコンパウンドのタイヤを使用している。僕的にはもう少し柔らかめが好きだけど、今回はチョイスにないようだ」

「タイヤは扱いやすいけど、ここは本当に暑くて大変なんだ！　 予選もメルセデス勢が変わらず速さを見せると思うけど、決勝はどうなるか誰も予想できないはず。今日の走行で手応えを感じることができたので、日曜日どのようなレースになるか今から楽しみだよ」