アキュラ専用プラットフォームに
北米ホンダによる新型セダン「アキュラTLX」の発表が近づいている。「タイプS」が復活するとあって、注目が高まるモデルだ。
【画像】新型TLX デザインの起源 アキュラ・タイプSコンセプト/プレシジョン・コンセプト【タイプS 復活へ】 全41枚
アキュラが新たに公開した予告画像では、2代目TLXのテクニカルな情報を確認することができた。
車体構造は、アキュラ専用のスポーツセダン・プラットフォームを採用。このアーキテクチャーは、「タイプS」のパフォーマンス・レベルを満たすように設計されているという。
具体的には、高いボディ剛性と、ダブルウィッシュボーン・サスペンションを装備した高性能シャシーが特徴となっている。
スポーツセダンと言えどもマクファーソンストラット式を使うモデルが多いなか、新型TLXのフロントには2つのウィッシュボーンが採り入れられた。
アキュラは、キャンバー、キャスター、トーアングルの正確なコントロールによって、タイヤの接地を確保し、高いハンドリング性能とコーナリング・グリップを実現すると説明している。
新型TLXタイプSも発表へ
ダブルウィッシュボーン式は、アキュラとしてはレジェンド(1986~1995年)、インテグラ(1990~2001年)、TL/TLタイプS(1996~2014)、NSX(1991年から2005年)、現行型NSXに続いての採用となる。
なお北米ホンダは、新型に設定される「TLXタイプS」に専用の3.0L V6ターボを搭載すると明言。
また、近年発表されたアキュラ・タイプSコンセプト(2019年)、アキュラ・プレシジョン・コンセプト(2016年)のデザインを受け継ぐ外観になると説明している。
新型アキュラTLXは今週中に発表される予定だ。
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