キック・ザウバーのバルテリ・ボッタスは、2025年以降の契約延長に向けて、現在はチーム側とゆっくりながらも話し合いを進めているという。
ボッタスは2022年にザウバー(当時はアルファロメオ)に加入。現在結んでいる契約は2024年までとなっており、来季以降に向けて延長を目指しているところだ。
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ザウバーは2026年からF1に参戦するアウディによって、100%買収されることが決まった。そのため、今契約更新することができれば、アウディF1でのシートにつながることになる。
ボッタスはアウディ時代を見据えてチーム残留を希望しているが、今のところはゆっくり交渉が進んでいるという。
「ゆっくり、ゆっくりと“ボール”を動かしているんだ。でもまだ実質的なモノはないよ」
ボッタスはそう語る。
「モノにするには、今シーズンまだもう少しレースが必要だろうし、好リザルトもあれば良いだろうね。そうなればボールもより動くようになるだろう。でもまだそうはなっていない」
なおF1のドライバー市場は開幕前にルイス・ハミルトンがメルセデスからフェラーリへ移籍することが公表されたことで、にわかに動きが慌ただしくなってきている。そのためボッタスとしても、裏をかかれてシートを失ってしまう危険性があることは認識しているという。
「だからこそ、一歩先を進もうとすることが必要なんだ」とボッタスは言う。
「僕のマネージャーが裏で取り組んでいるのも、そういうことが関係している」
「僕はドライビングに集中している。でも舞台裏にはたくさんの人が関わっていて、マーケットの状況を読んで、必要に応じて様々な選択肢に取り組んでいるんだ」
ボッタスはザウバーへ移籍して以来、優勝争いからは離れてしまっているが、再びトップグループで争いたいと語っている。
「僕自身にあとどれくらい年数が残っているか、具体的には言いたくないし、まだ終わりは見えていないと思う。僕はまだやれることも達成したいこともたくさんあると思っている」
「今の僕のモチベーションは、トップに戻ることにある。先頭集団で戦っていたあの感覚が懐かしいね。言うまでもなく、アウディの一員であることは、それを実現するための素晴らしいチャンスとなる。そして僕にとっても興味深いチャンスなんだ」
ボッタスは今年でF1の12年目のシーズンとなっている。彼は重ねてきた経験がチームにとって価値のあるものだと語った。
「経験というのはこのスポーツでは大事なものなんだ。レギュレーションの変化がある場合には、マシンの方向性や新しいアイデアについて、かなり大胆になる必要もある。そして、経験を積めば積むほど、そういった物事に適応できるようになる。それが僕の強みになってくれればいいね」
「それから、僕は隣が誰であっても、良いチームプレイヤーであるということも、知っておいてもらいたい点だろう」
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