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2026年のF1参戦に関する基本合意について、GM社長は「世界最高峰のシリーズに参加するのは名誉なこと」コメント

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2026年のF1参戦に関する基本合意について、GM社長は「世界最高峰のシリーズに参加するのは名誉なこと」コメント

 11月25日、F1とゼネラルモーターズ(GM)は、2026年にGMがキャデラックF1チームしてF1に参戦することについて基本合意に達したことを発表した。これについてGMのマーク・ロイス社長は、世界最高峰の選手権であるF1への参戦は「名誉」だとコメントを発表した。

 GMは当初、アンドレッティ・グローバルと提携し『アンドレッティ・キャデラック』としてF1への参戦を目指していた。2023年10月にはFIAが参戦申請を認めたが、フォーミュラワン・マネジメントがそれを却下した。

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 アンドレッティとキャデラックのプロジェクトが進行する一方で、GMは2028年からのF1のパワーユニット(PU)マニュファクチャラーとしてFIAに正式な登録も行い、独自のPUを製造することも決まっている。

 GMのロイス社長はF1参戦の基本合意について、次のようにコメントした。

「モータースポーツの頂点であるF1は、限界を押し広げる革新性と卓越性を要求する。ゼネラルモーターズとキャデラックにとって、世界最高峰のレースシリーズに参加できることは名誉なことであり、我々は世界中のレースファンのためにスポーツのレベルを高めるべく、情熱と誠実さを持って競争に参加することに全力を尽くす。これは、GMのエンジニアリングの専門知識とテクノロジーにおけるリーダーシップを、まったく新しいレベルで実証する世界的な舞台だ」

 GMは、アンドレッティ・グローバルを所有・運営する企業『TWGグローバル』と提携することを明らかにしている。TWGグローバルのモータースポーツ担当事業CEOであるダン・タリウスは、FIAとFOMのサポートに感謝を述べた。

「我々はゼネラルモーターズと提携し、F1にダイナミックな存在感をもたらすことに興奮している。我々は力を合わせ、アメリカの革新性を体現し、世界中のレースファンに忘れられない瞬間を届ける世界クラスのチームを結成する。FIAとFOMが我々の申請をサポートし、我々が選手権にもたらす価値を認めてくれたことに感謝している」

 キャデラックF1チームの取締役を務めるのはマリオ・アンドレッティで、「私の最初の愛はF1だったが、70年が経った今でもF1パドックは私にとって幸せな場所だ。私はキャデラック、F1、マーク・ウォルター、そしてダン・タウリスとともに非常に興奮している。人生のこの段階でまだ関わりを持っている。夢を見ているのではないことを確かめるために、自分をつねってみなければならない」とコメントを寄せている。

 一方F1側は、CEOのステファノ・ドメニカリが「ゼネラルモーターズとキャデラックのこのプロジェクトへの取り組みは、我々のスポーツの進化を示す重要かつ前向きな証だ。我々は、関係者全員の全面的な協力とサポートのもと、この申請の前進と発展を楽しみにしている」とコメント。またF1の商業権保有者であるリバティ・メディアのCEOを務めるグレッグ・マッフェイは、次のように述べた。

「アメリカにおけるF1の継続的な成長計画に伴い、GM/キャデラックのような素晴らしいアメリカのブランドをグリッドに迎え入れ、GMを将来のパワーユニットサプライヤーとすることで、スポーツにさらなる価値と関心がもたらされると我々は常に信じてきた。ゼネラルモーターズとそのパートナーのリーダーシップのおかげで、彼らのF1への参入準備は大きく前進した。GM/キャデラックチームが2026年にチャンピオンシップに参戦するための申請プロセスを進めることに胸を踊らせている」

 FIAは昨年アンドレッティ・キャデラックのF1参戦申請を承認しており、会長のモハメド・ビン・スライエムは今回の合意についても全面的な指示を表明した。

「ゼネラルモーターズは、OEMの世界における大規模なグローバルブランドかつ巨大企業であり、素晴らしいパートナーと協業している。私は、FIA、F1、GM、チームが対話を維持し、GM/キャデラックブランドのチームを2026年のFIA F1世界選手権のグリッドに迎え入れるという、この申請を進めるための原則合意という結果に向けた取り組みへの努力を全面的に支持する。FIAを含むすべての関係者は、プロセスが円滑に進むよう引き続き協力していく」

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