レッドブルのセルジオ・ペレスは、RBのリアム・ローソンの態度を猛批判。「もう少し謙虚になる必要がある」と語り、傍若無人な振る舞いを非難した。
母国戦であるメキシコシティGPを迎えたペレスだったが、予選でうまくいかず、追い上げるレースを強いられることになった。
■ローソン、ペレスへの”中指”を謝罪「あれが僕の気質というわけじゃない……あんなことすべきじゃなかった。ごめんなさい」
ただペレスのペースはまずまずで、次々に前を行くマシンをオーバーテイク。着実にポジションを上げていった。そして19周目、ペレスはローソンに追いつき、ターン4でオーバーテイクを仕掛けた。
ペレスは先にコーナーを制し、ローソンをアウト側に追いやった。しかしローソンは簡単には譲らず、続くターン5のインにマシンをねじ込んだ。この時、ローソンのマシンの左側が、ペレスのマシンに接触。ペレスのRB20のフロアとサイドポンツーンが損傷した。
このダメージによってペレスのパフォーマンスは大きくダウン。ローソンはそのペレスを、中指を立てながら追い抜いていった。
ペレスはこのローソンの戦いぶりに激怒した。
「ターン4でオーバーテイクしたら、彼はコースオフしていった。でも、そこいマシンなんていないかのように、真っ直ぐコースに戻ってきたんだ」
ペレスはローソンの動きについてそう語る。
「彼は接触を避けられたはずなのに、そのままコースに戻ってきた。幸運にも僕は彼の姿が見えたから、スペースを空けたんだ。そうしていなかったら、きっと大事故になっていただろう」
「あんな動きは必要なかった。自分たちのレースを台無しにしたんだ。ちょっとやりすぎだったと思うよ」
「しかも彼はペナルティを受けなかった。フェルナンド(アロンソ/アストンマーティン)やフランコ(コラピント/ウイリアムズ)に対しても、彼は同じことをした。でもペナルティが出ないんだ。まあ、それは彼のせいではないけどね」
ローソンはペレスと同じレッドブル・グループ傘下のドライバーである。しかも、成績の上がらないペレスのシートを、虎視眈々と狙っている存在のひとりだ。
ローソンとの関係はどうなのかと尋ねられたペレスは、次のように語った。
「彼とはどんな関係もない。彼がF1にやってきた経緯からすれば、彼はF1に相応しい態度ではないと思う。もう少し謙虚になる必要がある」
「先週末、2度の世界チャンピオン(アロンソ)が何か言っていたが、彼は完全に無視した。F1にやってくると、ハングリー精神が湧いてくるものだ。でも、コース内外で経緯を払う必要がある。彼は正しい態度じゃないね。とはいえ素晴らしいドライバーではあると思うから、一歩立ち止まって、そこから学んでほしいと思う」
「この2回のグランプリで、彼は多くのアクシデントに見舞われた。今週末のように、そのことが彼にとって大きな代償をもたらすこともあると思う。『ちょっとやりすぎたかもしれないから、一歩立ち止まってやり直そう』と言える、正しい姿勢を持たなければいけないと思う。失敗から学ばなければ、F1は過酷だ。彼はそこで続けていくことはできないかもしれない」
ローソンはペレスのシートを奪うため、敢えて自分に激しく対峙してきていると思うかと尋ねられると、ペレスは次のように語った。
「そうだね……先週末はフェルナンドともクラッシュしそうになっていた。フランコともクラッシュしそうだった。つまり今の彼は、誰に対しても制御不能になっていると思う」
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