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フェルスタッペン、今季10勝目の裏で再び担当エンジニアと“舌戦”もやり取りを楽しむ「“プランF”をしたがらないのにイライラしたんだよね!」

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フェルスタッペン、今季10勝目の裏で再び担当エンジニアと“舌戦”もやり取りを楽しむ「“プランF”をしたがらないのにイライラしたんだよね!」

 F1ベルギーGPを制し、今季10勝目を挙げたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)。彼は無線で担当エンジニアのジャンピエロ・ランビアーゼと言い合う場面があったが、その時の心情について説明した。

 フェルスタッペンとランビアーゼは予選でも口論となる場面があったが、彼らのやり取りは決勝レースでも再び注目を集めた。

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 ペナルティにより6番グリッドからスタートしたフェルスタッペンは、10周足らずでチームメイトのセルジオ・ペレスに次ぐ2番手まで浮上した。ただその際にランビアーゼはフェルスタッペンに対して頭を使うように指示をしたが、それに対してフェルスタッペンはこう返答した。

「それは(フェルスタッペンもペレスも)どっちもどっちなんじゃないの?」

 ランビアーゼは「私の指示に従うように」と返したが、フェルスタッペンは「2台ともそうなんじゃないかを聞いてるんだ」と繰り返す。ただランビアーゼは「マックス、とにかく僕の指示に従ってくれ。よろしく」と一蹴した。

 またその後、フェルスタッペンは2度目のピットストップを終えてトップを走っていたが、ランビアーゼはフェルスタッペンがタイヤをいじめながらプッシュし、ファステストラップ狙いのタイヤ交換、いわゆる“プランF”をするために後続とのギャップを広げようとしているとして、叱責する場面もあった。

 こういった一連のやり取りについて尋ねられたフェルスタッペンはSkyに対し、そのトーンは冗談と本気が「おそらく“半々”だった」と振り返った。

「彼らが追加のピットストップをしたがらないことにイライラしていた。だから少し彼らを不快にしたかったというか……彼らは僕がもう一回ピットに入るためにプッシュしていると思っただろう」

「チームがピットストップを増やしたがらないことは知っているけど、僕はその提案をするのが好きなんだ。彼らが少しナーバスになるからね」

「向こうから『いや、今日はやらないよ』と言われるのが好きなんだ。だから問題ないよ。僕たちはお互いのことをよく知っているし、良い関係を築けている」

 フェルスタッペンは、レースエンジニアとの関係が非常に重要だと強調する。

「レースエンジニアだけでなく、パフォーマンスエンジニアなど身近な人たちとの関係はパフォーマンスにおいて非常に重要だ」

「もちろん、何年もやっているとお互いのことをよく知るようになる。だから間違いなく、彼(ランビアーゼ)がいなくなったりしたらそれは完全に良くないことだ」

文:motorsport.com 日本版 Alex Kalinauckas

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