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戦略的モデル2台が日本初上陸! キャデラック「XT4」と「CT5」の中身とは

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戦略的モデル2台が日本初上陸! キャデラック「XT4」と「CT5」の中身とは

 キャデラック初となる小型SUVモデルがついに登場!

 ゼネラルモーターズ・ジャパン(GMジャパン)は2021年1月16日に、キャデラックブランド初となるコンパクトSUV「XT4」とラグジュアリーセダン「CT5」を初披露した。どちらも日本初導入となる。価格(税込み)はXT4が570万円~670万円、CT5が560万円~620万円。デリバリー開始はXT4が2021年2月から、CT5は2021年3月を予定する。

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 XT4は高級感あふれる「プレミアム」とトップグレードの「プラチナム」、スポーティな走りが楽しめる「スポーツ」の3グレードを用意した。価格(税込み)はプレミアムが570万円、スポーツが640万円、プラチナムが670万円。

 エンジンには新開発となる2.0リッターターボエンジンと9速オートマチックトランスミッションを組み合わせ、最高出力230馬力、最大トルク350N・mを発揮する。低負荷時に2気筒を休止、燃費効率とパフォーマンスを最大化する業界初の気筒休止システムをはじめ、低回転時のターボラグを抑え、NAエンジンに匹敵するスロットルレスポンスを提供するツイン・スクロール・ターボシステム、ツインクラッチAWDシステムなどを搭載した。

 全長×全幅×全高が4605mm×1875mm×1625mmとスタイリッシュなボディで、クラストップの後席スペースを確保。ラゲッジスペースも637Lの荷室容量を備える。エクステリアはフロントとリヤのライトに最先端のLEDテクノロジーを採用し、フロントにはロービームとハイビーム、デイタイムランニングライト用のLED式ライトブレードを装備。キャデラック独特のL字型ライトを水平に伸ばしたことで、ワイドなボディと存在感あふれるルックスを強調させた。

 インテリアには各シートで温度を最適化するデュアルゾーン空調システムやすべての乗員に最適なオーディオサウンドを届けるBOSE Surround Sound Systemの13スピーカー、音源の制御とアクティブノイズキャンセレーション技術で実現した車内の静粛性など、乗る人すべてのための快適性を重視している。

 また、安全性能も高めた。プラチナムとスポーツの2グレードにはレーダーやカメラ、センサーなどの技術を用いたエマージェンシーブレーキシステム、アダプティブクルーズコントロールなど20以上の最新安全装備を搭載する。プレミアムにはフロントオートマチック歩行者対応ブレーキやABS、クルーズコントロール、オートマチックパーキングアシストを備えた。

 さらに、普段のドライビングで利便性を高める最新型のキャデラック・ユーザー・エクスペリエンスを採用。タッチスクリーンやロータリーコントローラー、スクロール、ハードボタンを組み合わせたインターフェースで、スマートフォンのような操作性を可能とした。ほかにも、各種吸音材や装備を用いた遮音・消音対策やワイドな後方視界を確保するリヤカメラミラー、イオン発生除菌機能つきのエアコンディショナーなど、多彩な装備や技術が生かされている。

 ボディカラーは3グレード共通でラジアントシルバーメタリックを標準カラーとし、ステラーブラックメタリック、クリスタルホワイトトゥリコート、オータムメタリック、シャドーメタリックの4色を有償ペイントとした。

 インテリアカラーはプレミアムがジェットブラック1種(シャドーメタリックでは受注発注色)、スポーツがライトウィート/ジェットブラック&レッドアクセント(ラジアントシルバーメタリックとシャドーメタリックでは受注発注色)と、有償ペイント色にはジェットブラック/シナモンアクセントを受注発注色として設定した。プラチナムにはライトプラチナム/ジェットブラック(ラジアンとシルバーメタリックとシャドーメタリックでは受注発注色)と有償ペイント色にはジェットブラックを受注発注色として用意する。

 スタイリッシュに磨きをかけたキャデラックらしい高級セダン

 CT5のプラットフォームには軽量化と剛性の向上を目指した「アルファアーキテクチャー」を採用。パワートレインには新設計の2.0リッター直列4気筒ターボエンジンと10速オートマチックトランスミッションを組み合わせた。内外装デザインと装備の異なるラグジュアリー系の「プラチナム」と「スポーツ」の2グレードを設定する。価格(税込み)はプラチナムが560万円、スポーツが620万円。

 エクステリアはキャデラックのコンセプトモデル「エスカーラ」にインスパイアを受け、エッジの効いたキャデラックのシグネチャースタイルをより進化させた。新しいファストバックスタイルはパワーと性能を強くアピールするデザインとなっている。また、ロングホイールベースと引き伸ばされたサイドガラスが低く伸びやかなスタイリングを印象付ける。前後四隅を引き締めるLEDバーティカルライトとメッシュグリルは一目でキャデラックとわかるスタイリッシュなデザインにまとめた。

 プラットフォームにはXT4同様、「アルファアーキテクチャー」を採用。新設計の2.0リッターターボエンジンはリッター当たり100馬力を超え、クラストップのパワーとトルク、高効率を兼ね備える。

 インテリアには視認性に優れた高解像度の10インチタッチスクリーンはスマートフォンのようにスムースに操作できる。さらにベンチレーション、シートヒーター、マッサージなどの装備に加えて、音源の制御とアクティブノイズキャンセレーション技術で実現した静粛性と心地よいサウンドによって室内空間の快適性を高めた。

 さらに車内の各部にレーダーやカメラ、超音波センサーを搭載し、安全なドライブをアシストする。エマージェンシーブレーキシステムやアダプティブクルーズコントロール、サイドブラインドゾーンアラート、リヤ歩行者検知など20以上の最新安全装備を採用。また、より快適な走行を実現するZF MVSパッシブダンパーに加え、滑りやすい路面でも安定した走りを実現するインテリジェントAWDをスポーツグレードに設定。

 ドライビングシーンに合わせて最適なドライブモード(ツアー、スポーツ、スノー/アイス、Myモード)を標準装備し、シフトスケジュールやステアリング&ブレーキフィール、前後トルク配分、排気サウンドのカスタムができる。

 そのほか、車内の空気をきれいに保つイオン発生除菌機能つきエアコンディショナーを搭載。エアイオナイザーは負に帯電した水酸化物質(O2H)を発生させ、ACダクトを介して空気中に放出することによって特定の空気中の汚染物質を削減。エアクオリティセンサーが大気汚染を感知するとインレットを閉じて車内へのエア流入を遮断させることができる。

 ボディカラーは2グレード共通でセーブルブラックを標準色として設定し、プラチナムにはクリスタルホワイトトゥリコート、ガーネットメタリック、サテンスチールメタリック、インフラレッドティントコートを有償ペイント色とした全5色、スポーツにはクリスタルホワイトトゥリコート、ウェーブメタリック、シャドーメタリック、インフラレッドティントコートの全5色を用意した。

 インテリアカラーはプラチナムにサハラベージュ/ジェットブラック(サテンスチールメタリックとインフラレッドティントコートでは受注発注色)とジェットブラックを全色に受注発注色として用意する。スポーツにウィスパーベージュ/ジェットブラック(サテンスチールメタリックとインフラレッドティントコートでは受注発注色)とジェットブラックを全色に受注発注色として設定した。

 またXT4とCT5の共通装備として、GMジャパンがゼンリンデータコムと共同開発した完全通信車載ナビ「クラウドストリーミングナビ」を標準装備し、トンネルなどGPSで即位できない環境でも自律航法が可能となる。最新の地図を常にストリーミングし、データ更新の煩わしさも解消した。

 展示会では2021年7月以降に国内導入予定の新型「エスカレード」も合わせて披露された。

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みんなのコメント

2件
  • 明らかに割高な価格設定と、左ハンドルのみの展開。
    いったいこの商売のどこが「戦略的」なの?????
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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