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2番手エバンス「自信の欠如がタイムに表れてしまった」/WRC第11戦スペイン デイ2後コメント

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2番手エバンス「自信の欠如がタイムに表れてしまった」/WRC第11戦スペイン デイ2後コメント

 10月16日、WRC世界ラリー選手権第11戦スペインは競技2日目を迎え、SS7からSS13まで計7本のSSで争われた。このデイ2でも、初日に速さを発揮したティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC)が快走をみせて総合首位をキープ。総合2番手につけるエルフィン・エバンス(トヨタ・ヤリスWRC)とのギャップを拡げている。そんな『ラリー・スペイン』のデイ2を終えたトヨタ、ヒュンダイの両陣営からドライバーコメントが発表された。

■Mスポーツ・フォードWRT
●ガス・グリーンスミス(フォード・フィエスタWRC)/デイ2総合6番手
「ランチ(タイムのサービス)では、基本的にアドリアン(・フルモー)のセットアップをコピーした。おかげですぐにペースが出るようになったよ」

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「ただし、終盤のステージではセンサーにトラブルがあり、水温の管理ができなかった」

●アドリアン・フルモー(フォード・フィエスタWRC)/デイ2総合20番手
「(SS11での)ミスは小さなものだったが、ドライブシャフトが壊れてマシンが動かなくなってしまった。デフをどうにかしなければならなかったが、ステージを終えることはできたよ」

「ロードセクションでは、ステアリングアームとサスペンションを修理しなければならなかった。マシンが二輪駆動になってしまったから、ドライブするのがすごくトリッキーだった」

※いずれもSS13直後のインタビューより

■ヒュンダイ・シェル・モビスWRT
●ティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC)/デイ2総合首位
「今日は良い1日だった。最終日に臨むにあたってラリーをリードできるのは、間違いなく素晴らしい気分だ」

「とはいえ、簡単なことではなかった。朝の早い段階では霧が出ていたし、路面はとても荒れていた。だからロードノートクルーからの情報をかなり頼りにしていたんだ。僕たちはクレバーなアプローチを取り鋭いインカットは避け、パンクのリスクを犯さないようにしていた」

「昨日は重要なセットアップ変更を行い、そのおかげでマシンからさらにパフォーマンスを引き出すことができたよ。それでも、もっと速く走るためにできたであろうことはあった。概ね満足しているけどね。7ステージで6回ファステストタイムを記録したのだから、悪くはないだろう!」

「首位にいるのはいつでもいいものだが、まだいくつか難しいステージが待ち受けている。何も保証されていることはないが、僕たちは信じ続けるよ」

●ダニ・ソルド(ヒュンダイi20クーペWRC)/デイ2総合4番手
「正直なところ、今日の自分たちのパフォーマンスにはかなり満足している。特にエル・モンメルのステージではね」

「もちろん優勝を賭けて戦う方がいいけれど、僕はセバスチャン(・オジエ)に追いついて3位になろうと激しくプッシュしていたんだ」

「午前中はいい勝負ができたけれど、午後は彼がつねに一歩前を行っていて、何度か強力なタイムを出していた。僕たちにとってもっと差を縮めるのは難しいことだった」

「できる限りのことをして、彼のペースに近づけた。明日は表彰台を目指してプッシュするつもりだ。それが難しいことになると分かってはいるけどね。集中してベストを尽くさなければならない」

■TOYOTA GAZOO Racing WRT
●セバスチャン・オジエ(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ2総合3番手
「今朝は、クルマのいくつかの部分が改善されていた。バランスがさらに良くなり、少なくとも路面がクリーンなセクションでは運転を楽しめるようになったが、それでもタイムはあまり良くなかった」

「しかし、セットアップ作業を続け、昼のサービス後はクルマのフィーリングが良くなり始め、タイムも上がっていったので、午後に関しては良い走りができたと思う」

「残念ながら、最終ステージのヘアピンでエンジンがストールしてしまい、後方のライバルとの差はふたたび縮まってしまったが、クルマは自分に合っているし、ペースもいいので自信を持って明日の最終日に臨むことができるよ」

●エルフィン・エバンス(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ2総合2番手
「今日はあまりいい一日ではなく、望んでいたようにはならなかった。タイムは決して悪くなかったのだが、明らかに昨日ほどではない」

「昨日のステージで苦労した、路面がダーティなセクションやデイ2で出走順が後方になることへの対策など、特定の領域に関してクルマを改善しようと試み、ある程度改善することはできた。しかし、その過程でクルマの全体的なバランスに影響が出てしまったんだ」

「何かを試す必要があったのだけど、うまくいかなかった。スイートスポットを見つけることができず、昨日のような良いフィーリングと自信を得ることができなかったんだ」

「このラリーではとにかく自信が重要なのだけど、今日は最高の状態ではなく、それがタイムに表れてしまった。それでも、明日もチャレンジを続けるよ」

●カッレ・ロバンペラ(トヨタ・ヤリスWRC)/デイ2総合5番手
「昨日よりもペースがかなり向上し、大きなリスクを冒すことなく良いタイムを出すことができたよ」

「昨晩のサービスでセッティングをさらに変更したところ、霧が出ていたり、路面が湿っている場所もあるなどトリッキーなコンディションだったにも関わらず、今朝の最初のステージからいい走りができた」

「2本目のステージではスローパンクチャーが発生し、3本目のステージではかなり危ない瞬間もあったけど、全体的に午前中は非常に良かったし、クルマにも満足することができた」

「午後はインカットによりステージ上にグラベルが多く出ていて、非常にトリッキーなコンディションだったけど、その時点ですでに激しく順位を争う状況ではなかったので、大きなリスクを冒すことなく着実に走ることにした。明日は何事もなくフィニッシュすることが目標だが、パワーステージではポイント獲得を目指したいと思っている」

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