伊ランボルギーニのレース部門、ランボルギーニ・スクアドラ・コルセは3月25日、開発中のサーキット専用ハイパーカーのテスト走行の動画をYouTubeで公開した。
これまでも予告画像がリリースされていたランボルギーニの新型ハイパーカー。その開発は順調に進んでいるようだ。今回の動画には、厳重な擬装を施されたプロトタイプの初走行が収められ、大排気量NAエンジンらしい快音を轟かせながら、周回を重ねる模様が見て取れる。
現段階で明らかになっているのは、このニューモデルが830馬力を発生する6.5リッターV12自然吸気ユニットを積み、公道走行は不可ということ程度だ。各種法規のくびきを逃れ、サーキット走行に特化したことで、大型リアウイング、ルーフ上のエアスクープ、さらにはデュアルエアインテークを備えたレーシングフードといった専用パーツの採用が実現した。
シャシーはカーボンファイバー製モノコックにアルミニウムのフロントフレームを組み合わせた構造で、万一のクラッシュ時にも高い安全性を実現。サーキットでのドライバビリティを高める革新的なセルフロッキングディファレンシャルも装備する。薄いピレリ製タイヤが組み合わされるホイールはセンターロック式だ。
開発は既に最終段階に入っており、ワールドプレミアは本年夏が予定されているとのこと。初めてランボルギーニ・スクアドラ・コルセが手がけた「SC18アルストン」は、公道走行を可能とするために、ベースの「アヴァンタドールSVJ」から大きく外れないルックスとなっていたから、猛牛らしい過激なモデルを好む富裕層には物足りなかったのかもしれない。その点、新型ハイパーカーはこれ以上ない程、尖ったデザインでデビューすることが確実。生産台数は発表されていないが、いずにせよ即完売は必至だろう。
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みんなのコメント
800馬力で車重とダウンフォースがどれくらいなんだろうか。