ヘレス・サーキットで行なわれているMotoGP第4戦スペインGP。その予選でLCRホンダの中上貴晶は、今季自己ベストとなる5番手を獲得した。
初日は総合6番手、2日目は予選で今季ベストと好調な走りが続いている中上。彼は決勝に向けてもポジティブだとしながらも、強力なライバル達との戦いになるとして、どの位置でゴールできるかはまだ分からないと語る。
■ホンダ、2021年の中上貴晶への期待は“当然”優勝。「去年から目指してきたコト」
「明日、どのあたりでフィニッシュできるかについて話すのは難しいですね」
決勝レースに向けての予想を尋ねられた中上は、そう答えた。
「ライバル次第なところもあります。ヤマハ勢、特に(ファビオ)クアルタラロやモルビデリ(フランコ・モルビデリ/ペトロナス・ヤマハSRT)は本当に強そうです」
「なので(決勝での)位置について話すのは難しいです。ただFP4では新タイヤは使わずユーズドのミディアムタイヤで走り始めて、26周くらいまで使い続けていました。重要なのは最後にはそれでも1分38秒1が出せたことです」
「まだ細部で改善の必要なところはあります。特に電子制御の面ですね。レース終盤に関しては、リヤのグリップが大きく落ちていると、スロットルのコントロールがかなり難しいんです。なので異なるエンジンマッピングを用意することを検討しています」
また中上はスペインGP初日に新旧シャシーの比較を行なうと、旧型の方が良いフィーリングだったと語っていた。2日目に彼は2020年型の最新進化版を使用したが、2021年型と比較してリヤグリップが少し優れているのだという。
「(2021年型との間に)ものすごい違いがあるわけではないです。僕に言える違いはリヤグリップが少し優れているように感じられるという点です」と、中上は語っている。
彼は2021年型のシャシーに関しても良い点があるものの、十分にテストする時間が無いとも指摘。スペインGP終了後にヘレスで予定されているテストで、完全に新しいシャシーをテストすることを楽しみにしていると語った。
「もちろん2021年型にもハンドリングやフロントのフィーリングでポジティブなところがありますし、トラックなどに依る部分もありますけど、今週は2020年型を使用することに決めたんです」
「残念なことにテストする時間がないんです。バイクを開発するのには時間が必要なんですが、月曜日の(完全に新しいシャシーが予定されている)テストはすごく楽しみにしています」
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