「人とくるまのテクノロジー展2025NAGOYA」(自動車技術会主催)が16日、愛知県国際展示場(アイチスカイエキスポ、愛知県常滑市)で開幕した。今回で9回目。名古屋のみ出展の223社を含む475社と過去最多の出展社数だ。世界初公開の8件、日本初公開の7件を含む最新技術や製品が18日まで披露される。3万人の来場者を見込む。
76社の海外企業も参加した。韓国企業約50社を集めた「韓国次世代モビリティ技術交流エリア(韓国貿易センター名古屋)」も初めて設けられ、センサーやコネクテッド技術などの分野で日系企業との協業を探る。
連載「テックで拓く 次世代技術の現在地」(1)忍耐のeアクスル 開発トレンドは統合型
自動車技術会の企画展示では、自動車の製造や移動において、人工知能(AI)やビッグデータの活用例が披露された。名古屋限定企画として、豊田中央研究所は実車を運転しながらVR(仮想現実)を重ねる技術を披露した。
自動車技術会の中畔邦雄会長は「最新のさまざまな技術が紹介される。名古屋初開催の約10年前とは技術革新も大きく進んだ」と語った。
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