2023年FIA F2ラウンド3のフィーチャーレース(レース2)がオーストラリア・メルボルンのアルバートパーク・サーキットで行なわれた。岩佐歩夢(DAMS)がポールポジションから見事なレースを見せ、優勝を飾った。
ウエットコンディションの予選でポールポジションを獲得したのは岩佐歩夢(DAMS)。リバースグリッドのレース1ではポジション争いの中で接触を受け、緊急ピットインを強いられノーポイントに終わった。
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タイヤ交換義務のあるレース2は、岩佐がポールポジションからのスタート。テオ・プルシェールが2番手、ヴィクトー・マルタンスが3番手とARTグランプリ勢が続いた。
33周のレースがスタートすると、岩佐は抜群の蹴り出しで後続との差を1秒以上に開く。なんとかマルタンスからの攻撃を防いだプルシェールが2番手に続いた。
DRSが使用可能になると、プルシェールが徐々に岩佐に接近するが、プルシェールもマルタンスからプレッシャーをかけられ、無理な攻撃は仕掛けられない状態がしばらく続いた。
岩佐が8周目に入る頃、クラッシュした車両が出たことでセーフティカー(SC)が出動。3番手を走っていたマルタンスはちょうどこのタイミングでピットに飛び込んだが、岩佐やプルシェールは翌周にピットに入ることになった。
ソフトタイヤでスタートしたマシンがピットになだれ込み、岩佐はピットを済ませた中での最上位6番手でコース復帰。先にピットに入っていたマルタンスは、アイザック・ハジャー(ハイテック)に逆転され、実質的にひとつポジションを落としてしまった。
これでタイヤ戦略が岩佐らとは異なり、ミディアムタイヤでレースをスタートしたフレデリック・ベスティ(プレマ)が首位に立った。一方、同じくミディアムタイヤでスタートしたジャック・ドゥーハンは2周連続でピットイン。ソフトタイヤを1周で履き捨てることで、なんとかホームレースでの上位入賞を狙った。
レース再開は13周目。タイヤがまだ温まっていないリスタート直後は、岩佐がまだピットインしていないアマウリー・コルディール(ヴィルトゥオーシ)に迫られるシーンもあったが、すぐペースアップ。2番手集団に一気に接近した。
2番手を争うロイ・ニッサニー(チャロウズ)とエンツォ・フィッティパルディ(カーリン)が接触したことで失速し、岩佐は一気に3番手に浮上。プルシェールもフィッティパルディを交わして4番手につけた。ハジャーがニッサニーにコース外へと弾き出されたこともあって、優勝候補が岩佐とプルシェールに絞られたような形となった。
岩佐は2番手を走るクシュ・マイニ(カンポス)のDRS圏内で周回を重ね、そこから少し距離を置いてプルシェールが追うという形。マイニのペースが落ちてきた20周目に岩佐が、翌21周目にプルシェールがそれぞれマイニをパスしていった。
ベスティが6秒ほどまでリードを広げていたこともあって、岩佐の前が開けた形に。ここで岩佐は見事なペースを見せ、プルシェールとの差を一気に2秒ほどまで広げた。
26周目にニッサニーがスピンを喫したことで、再度セーフティカーが出動。これで首位を走っていたベスティがピットに飛び込み、岩佐がレースリーダーに復帰することになった。ベスティはピットアウトした直後にコースオフしたこともあって、7番手まで後退した。
フィッティパルディもピットアウト直後にコースオフ。さらにSC中にクラッシュを喫してしまった。フィッティパルディはリヤタイヤの固定が緩んでいると無線で訴えていたが、コースオフした際スピンターンでコースに復帰しようとしたところで左リヤをウォールに当てており、足回りにダメージがあった可能性もある。
レース再開は残り3周というタイミング。レース再開直前の最終コーナーでデニス・ハウガー(MPモータースポーツ)とマルタンスが接触しスピンアウトするという波乱もあったが、岩佐は首位をキープし逃げを打った。
ハウガーとマルタンスがいなくなったことにより、ソフトタイヤに交換したばかりのベスティが4番手に浮上したが、オーバーテイクは難しく4番手のままファイナルラップに突入した。
岩佐はプルシェールにオーバーテイクのチャンスを与えずにラスト3周を走りきり、トップチェッカー。ポール・トゥ・ウィンで今季2勝目、フィーチャーレースでは初優勝でポイントリーダーとなった。
2位プルシェール、3位は岩佐のチームメイトであるアーサー・ルクレールが入った。ベスティはファステストラップを記録しながらも4位に終わった。
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