アプリリアは2019年シーズンを苦戦したまま終えたが、2020年シーズンに向けては設計を一新した「RS-GP」を投入。2月初旬に行なわれたセパンテストにおいて大きく戦闘力を上げた姿を見せた。
ライダーのアレイシ・エスパルガロは昨年の戦闘力の欠如について歯に衣着せぬ物言いを見せていた。しかしセパンで新型マシンを走らせると、エスパルガロはチームの開発にかける努力へ賞賛の言葉を送った。
■エスパルガロ兄、アプリリアの進化に“幸せ”感じる。残る課題は信頼性?
2月21日にアプリリアはマシンカラーの発表イベントを実施。そこには現在ドーピング違反の疑惑によって暫定的な出場資格停止処分を下されているアンドレア・イアンノーネも出席した。
その後、イアンノーネは新型バイクについて「自分の指示によって作られた」とコメントした。
「このマシンは最も美しい物のひとつで、僕らはとても重要な一歩を踏み出した」と、イアンノーネはMotoGP.comに対して語った。
「できる限り速くこれをトラックで試してみたいと思っている」
「去年は痛みを伴う決定が下された。シーズンを通じて苦戦したけど、2020年にフォーカスを当てて、その狙いは成功したんだ」
「僕はこのプロジェクトの必要不可欠な一部だと感じている。このマシンは僕の指示によって作られたんだ」
しかし、こうしたイアンノーネのコメントにエスパルガロは憤りを隠さなかった。彼はアプリリアのエンジニア、そしてテストライダーのブラッドリー・スミスらが新型RS-GPを作るために働いてきたことを軽視していると述べた。
「本当に無礼だ」とエスパルガロはイアンノーネのコメントについて話す。
「僕はアプリリアで多くのチームメイトと過ごしてきたけど、これまで誰とも問題は無かった。チームメイトとは良い友人だと感じていたし、アンドレアともそうだった」
「でも昨日の彼の言葉で、“良い関係”は終わった。彼の言ったことは僕のエンジニアやメカニック、そしてブラッドリーと僕に本当に失礼なことで、真実ではないんだ」
「彼は自分の話したことが真実じゃないと完全に理解している。僕はアプリリアに4年いるけど、エンジニアに様々な要望をしてきた。そしてついに(要望の反映された)マシンが届いたんだ」
「彼のコメントは真実じゃない。彼はシーズンを通じて僕のセッティングを使っていたし、90%のセッションは僕の後ろにいた。だから彼の言っていることは僕の周りのすべての人、そしてアプリリアのすべての人にとってフェアじゃないものだ」
「ただアンドレアが優れたライダーだということは皆分かっている。僕は僕のスタイルで生きていくつもりだし、彼もそうだろう。そして将来に結論が出るだろう」
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