新型コロナウイルスの感染拡大により、世界中でモータースポーツのほとんどが開催中断という事態になっている。そんな中、eスポーツやシミュレーションレースに参加するレーシングドライバーが増えている。
リアルの世界のレースが中断されている今、様々なeスポーツ/シミュレーションレースが立ち上がり、連日激しい戦いが繰り広げられている。そしてこのことにより、本来のシリーズの垣根を越え、様々なドライバーが戦う場が生み出されている。
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そんな中、現役のレーシングドライバーが、eスポーツのトッププレイヤーたちと戦う場面も度々あるが、現実世界とバーチャルの差がどれだけ大きいのか、それを感じさせる結果が出ることも多くなっている。
バーレーンGPが予定されていた週末に開催された『Not the バーレーン GP』には、6人のプロドライバーが参戦した。現役F1ドライバーのランド・ノリス(マクラーレン)とニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)、そして昨年までルノーF1を駆ったニコ・ヒュルケンベルグ、さらにはメルセデスF1のテストドライバーを務めるストフェル・バンドーンとエステバン・グティエレスである。
しかし、実際のF1マシンをドライブするという経験をもってしても、ビデオゲームでその才能を発揮するのは、かなり難しいことが分かってきた。
これらプロドライバーの中で最上位となったのはラティフィで、総合5位。しかしこれは、レースに勝ったプロのシムドライバーであるダニエル・ベレズネイから25秒以上の遅れ。ベレズネイは、F1のeスポーツ・シリーズに、アルファロメオから参戦している人物である。表彰台もシムレーサーたちで占められた。
この他バンドーンが7位、ノリスがグティエレスを抑えて10位となった。ヒュルケンベルグは17位だった。
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みんなのコメント
でも逆はもっと難しいだろうね。
タイヤのロックとか、垂れとか、空気圧とか、eに長けてると一切お構いなしに行けるから、その辺の「ゲーム的」な部分で差が生まれてしまう。
でも、そこまで再現可能なハードを揃えろとなると百万単位の仕様になるので、今度は個人で購入は難しくなりすそ野が広がらない。
今はどちらも「痛し痒し」の状態。
そして「所詮はゲームだろ」とお馴染みのヤフオク民。