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トラビス・パストラーナがカップ戦に殴り込み。23XIのトヨタ・カムリでデイトナ500参戦へ/NASCAR

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トラビス・パストラーナがカップ戦に殴り込み。23XIのトヨタ・カムリでデイトナ500参戦へ/NASCAR

 来月に控えた2023年のNASCARカップシリーズ開幕戦『デイトナ500』に向け、モトクロスやラリークロスなど2輪4輪の本格競技からエクストリームスポーツまで、あらゆる才能を発揮するアメリカ随一のマルチタレント、トラビス・パストラーナの参戦が決定。トヨタ陣営の23XIレーシングから、ダレル“バッバ”ウォレスJr.と新規加入のタイラー・レディックに並び、3台目のマシンを走らせることがアナウンスされた。

 アメリカの国内ラリー選手権で6度のタイトルを獲得し、現在は自身が創設に奔走した『ナイトロ・ラリークロス(NitroRX)』で初代チャンピオンにも輝くパストラーナだが、改めてNASCAR最高峰への参入3年目を迎える新興チームより、67号車トヨタ・カムリのシートに座ることが決定。パーソナルスポンサーでもある『ブラックライフルコーヒー・カンパニー』のサポートを得てカップシリーズへのデビューを飾る。

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「ついにデイトナ500でレースをする機会に恵まれ、本当に興奮している!」と、まずはチャンス到来の喜びを語ったパストラーナ。「毎年、友人や家族全員で集まって相棒デイル(・アーンハートJr.)の家で観戦するイベントであり、僕も一生に一度はそこでレースをしたいと思っていた」と語ったパストラーナ。

「スーパークロスでの初優勝は16歳のときのデイトナだったし、2013年のエクスフィニティではデイトナで予選3番手になった。そのレースはうまくいかなかったけど、決勝ではなんとかトップ10に入った。時速180マイルでインフィールドの芝生を突っ切って、リヤからフィニッシュラインを通過したんだ(笑)」

 そのエクスフィニティ・シリーズでは通算42回の出走を数え、最高位は9位。同じく直近では2020年にもラスベガスでエントリーしたキャンピング・ワールド・トラック・シリーズにも5度の出場を経験する“ベテラン”は、今季もエキシビジョンとして開催される2月の『ブッシュ・ライト・クラッシュ・アット・ザL.A.コロシアム』を経て、デイトナに向け2回のデュエルレースのいずれかの戦績を通じて、本戦への出場資格を得る必要がある。

■カップシリーズ参戦に興奮するパストラーナ。23XI代表も歓迎の意を示す
「僕がこれまでに参加した最大のレースの予選で、残りわずかなスポットのひとつを得ようとするのは簡単なことではないよね。でも、23XIのチームが僕にその権利を獲得するクルマを与えてくれると確信しているし、僕にもそこに到達するスキルがあると心から信じている」と続けたパストラーナ。

「いつだって最善を尽くすことは僕にとって非常に重要だし、23XIトヨタのチームと一緒に、この挑戦に向け努力をすることができてうれしく思う。それに彼らはスーパースピードウェイでつねに競争力がある。僕らがデイトナに着いたら強くなると思うよ!」

 そのパストラーナのクルーチーフを務めることが発表されたエリック・フィリップスは、過去2年間トラック・シリーズでジョン-ハンター・ネメチェクと戦い、以前はエクスフィニティ・シリーズでダニエル・スアレスやクリストファー・ベル、カイル・ブッシュ、そして23XIの共同創業者デニー・ハムリンらと仕事をした実績を誇る。

 その23XIでチーム代表を務めるスティーブ・ラウレッタも「デイトナ500の出場権を争うべく、トラビスをチームに迎え入れることに興奮している」と歓迎の意を示した。

「彼は史上最も有名で“装飾の行き届いた”アクションスポーツ・アスリートのひとりであり、このデイトナ500で本戦出場を目指す彼をサポートできることを楽しみにしている」と続けたラウレッタ。

「トラヴィスほどのドライバーを獲得することは、23XIが最初の2シーズンで成功を収めたことを物語っており、我々が向かっているポジティブな方向性を示している。トラビスの熱心なファンと彼らのベースを、23XIとNASCARに紹介する良い機会であると同時に、このレースはチームの成長と強化を続けるなかで、より多くのチームメンバーが責任感とモチベーションを拡大する機会を提供してくれるだろう」

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みんなのコメント

3件
  • ヤバいヤツだよなぁ(笑)
    ラリーではケン ブロックよりも上の結果も出している!
    確か夫婦で2人乗りでのバックフリップとか!確かギネス
    夫人も女性で初めてのバックフリップをしたような?確かギネス
    雑誌かなんかの取材で夫婦で裸で2人乗りとかしてるし(笑)
    スーパークロス125クラスで最終戦でチャンピオンになれるかもしれないときに
    イベントでバックフリップにチャレンジ!
    当時は誰も成功していなくてチャレンジしたが失敗!
    でも会場はチャレンジしたことに拍手喝采!
    でも母親はチャンピオンになれるかもしれないときに危ないことをするな!と説教(笑)
    危ないことをする子供が、そのまま危ないことをする大人になっただけみたいな…。
  • 結構オッサンになったな。でもこんなにモータースポーツを楽しんでいる人はいないだろうね。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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