MotoGP第9戦カタルニアGPのフリー走行3回目が行なわれた。トップタイムをマークしたのはペトロナス・ヤマハSRTのファビオ・クアルタラロだった。
舞台となるカタルニア・サーキットは前日に引き続き低温なコンディション。気温は13℃、路面温度は14℃の涼しさだ。初日に多くのライダーを悩ませた風は、このセッションでは穏やかなものとなった。
■ヤマハ、トップスピード不足の影響は今回小さい? モルビデリ「最高の知らせだ」
大部分のライダーはソフトタイヤを選択してコースイン。予選組分けを決する重要なセッションが開始された。
走行が開始されると序盤に転倒者が出ることもなく、ファビオ・クアルタラロやマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)らヤマハ勢がFP3を先導していった。
セッションはロングラン中心で進められ、タイム更新は少ないまま半分を消化した。
残り20分、ターン2でイケル・レクオナ(テック3・KTM)がクラッシュ。幸い負傷は無いようで、自力でコースを後にした。残り18分頃にはアレイシ・エスパルガロ(アプリリア)もターン5で転倒があった。
中上貴晶(LCRホンダ)は残り15分頃から早めのアタックを行なうと、1分40秒045をマーク。初日自己ベストを0.4秒ほど縮めた。
ポル・エスパルガロ(KTM)もアタックを行なうと大きくタイムを縮め、1分39秒834を記録。総合3番手に食い込んだ。さらにポルは連続でタイムアタックを行ない、1分39秒756までタイムを改善。総合トップに躍り出た。
残り8分、ビニャーレスが1分39秒687をマークしてトップタイムを奪取。そのままアタックを継続し1分39秒462を叩き出した。チームメイトのバレンティーノ・ロッシも1分39秒836で総合5番手に食い込んだ。
この頃、中上も終盤のアタックに向かっていたが、ターン2で転倒を喫してしまった。さらにチームメイトのカル・クラッチローもターン5でクラッシュ。共に総合トップ10からはじき出されている状態での転倒で、LCRホンダには痛い展開となった。
ラストアタックでは多くのライダーがタイムを更新したが、中でもクアルタラロが1分39秒418でトップタイムを更新。ミゲル・オリベイラ(テック・KTM)が途中までそれを超えるペースで回っていたが、最終的には総合3番手にとどまった。
最終的にFP3トップタイムはクアルタラロ、2番手にはビニャーレス、3番手にはオリベイラが並んだ。
Q2進出圏内となるFP1~FP3総合トップ10は、クアルタラロ、ビニャーレス、オリベイラ、ダニーロ・ペトルッチ(ドゥカティ)、ヨハン・ザルコ(アビンティア)、ポル、モルビデリ、ロッシ、ブラッド・ビンダー(KTM)、ミルとなった。
予選Q1からの参加となるライダーには中上の他、プラマックのフランチェスコ・バニャイヤとジャック・ミラー、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)といった有力ライダーが含まれた。
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