すでに複数の陣営が2024年体制を発表しているBTCCイギリス・ツーリングカー選手権にて、さらなるビッグネームの復帰参戦が確定した。2012年のWTCC世界ツーリングカー王者でもあるロブ・ハフがスピードワークス・モータースポーツ(SWM)との新規契約を締結し、新たにTOYOTA GAZOO Racing UK(TGR UK)の一員として『トヨタ・カローラGRスポーツ』で電撃復帰を果たすことが明らかになった。
イギリスを代表する名手でありながら、BTCCでの唯一のフル参戦からすでに 20年以上が経過。現在44歳を迎えたハフは、この2月にも移籍を表明済みの昨季ジャック・シアーズ・トロフィーの覇者アンドリュー・ワトソンと新たなパートナーシップを組むことになった。
BMWのレーザー・ツールズとヒョンデのエクセラー8両陣営が2024年カラーリングを公開/BTCC
ケンブリッジ出身のツーリングカー使いは、前述の世界タイトルのみならず近年はTCR規定ツーリングカーでも活躍を演じ、2020年にはSTCCスカンジナビアン・ツーリングカー選手権でタイトルを獲得。アジア圏ではCTCCチャイナ・ツーリングカー・チャンピオンシップにも積極的に関与するなど、独自のキャリアを築いてきた。
さらに伝統のマカオ・グランプリ、ギアレースの舞台ではカテゴリーをまたぎ前人未到の通算11勝を誇るなど、まさに“マイスター”と呼ぶべき栄誉を手にしている。
「あれから20年が経ち、なんだかすべてが一巡したような気がするね」と改めて母国シリーズフル参戦の機会を喜ぶハフ。
「僕はつねにBTCCの大ファンであり、サポーターであり続けてきた。もちろんイギリスでレースキャリアをスタートさせたし、少しの間でも戻ってみたいと考えていたんだ」と、近年も散発的なプログラムでBTCCに関与してきたハフ。
「昨年、僕は復帰に向けた取り組みを本格的に強化した。ノックヒル(チーム・ハードからスポット参戦)で競技する機会を与えられ、そのおかげで自分の名前をふたたびリストの枠に戻し、人々と面と向かって話すことができると同時に、さらなる欲求を刺激することができた」
「僕にとっての主な優先事項は、このスポーツに対する情熱と熱意を共有する人々と一緒に、チャンピオンシップを獲得できる可能性のあるクルマに確実に乗れるようにすることだった。そしてTOYOTA GAZOO Racing UKでその条件を見つけ、この手にできたと確信している」
■カローラGRスポーツの開発も担う
セアトやシボレーで活躍し、中国やTCR規定時代にはフォルクスワーゲンやアウディなどをドライブしてきたハフだが、国内復帰に際してはトヨタUKが支援するファクトリーチームと共闘し、クルマの開発にも一役買うことになる。
「言わなければならないのは、僕はおそらくこの新しい挑戦にこれまで以上に興奮しているということ──それはまさに僕にぴったりの仕事だと感じている──そしてアンドリュー(・ワトソン)と一緒に仕事ができることもうれしく思っている。彼は明らかに非常に速い男で、トラック内外で自分自身を非常によく表現していると思う」と続けたハフ。
「僕らは全員同じ価値観を共有しており、同じ目標に向かって突き進んでいる。それはチーム全体を前進させ、シーズンの終わりにブランズハッチに到着したときには、タイトル獲得の雄叫びを一緒に上げることになるはずさ」
こうして元世界チャンピオンをワークスチームに迎え入れたSWM代表のクリスチャン・ディックも「言うまでもなくロブのような才能と成功をもたらすドライバーを、今季のキャンペーンに迎え入れることができて興奮している」と歓迎の意を示した。
「このスポーツにおける彼の功績は、その戦績自体が物語っている。彼は世界最高の選手たちとレースをし定期的に打ち負かしてきたが、20年以上前に競技を始めたときと同じように今も切れ味が鋭いんだ」と続けたディック代表。
「昨年、彼がカローラをテストしたとき彼はすぐに安心したようだった。さまざまなクルマをドライブしてきた彼の豊富な経験は、トヨタのパフォーマンスを最後の一滴まで絞り出そうと努力を続ける上で非常に有益だ」
「そしてアンドリューがチャンピオンシップ2年目のシーズンに活用できる知識も飛躍的に増すことになる。我々は今年のチームの可能性に非常に興奮しており、スタートするのが待ち切れないね!」
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