世界耐久選手権(WEC)第7戦スパ6時間レースの初日、2度のフリー走行が行われ、フリー走行1回目(FP1)ではSMPレーシングの17号車がトップタイムをマーク。ウエットコンディションのFP2ではトヨタの8号車がトップとなった。
FP1はドライコンディションで行われた。トヨタ勢は今回、昨年のル・マン以来となる低ダウンフォース仕様のエアロパッケージを持ち込んでおり、FP2・予選・決勝では降水確率が高い予報となっていることもあって、2台のTS050 HYBRIDはドライコンディションでのセットアップ作業を進めた。なお、トヨタ勢は今回からカラーリングも一部新しくなっている。
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このセッションでトップとなったのは、SMPレーシングの17号車。前戦セブリング1000マイルでWECデビューを果たしたセルゲイ・シロトキンが、残り時間30分弱のところで1分56秒264をマークした。
SMPレーシングの11号車は、ジェンソン・バトンに代わってチームに加入したストフェル・バンドーンがドライブし、1分58秒236を記録して2番手。3、4番手に続いたトヨタ勢に0.5秒以上の差をつけた。
予報通り雨が降り始めたFP2は、何度も赤旗が掲示される大荒れの展開。FP1でトップだったSMPの17号車は、スタファン・サラザンがドライブ中のセッション序盤に高速コーナーであるブランシモンへのアプローチでアクアプレーニングを起こし、コースオフを喫しノータイムでセッションを終えた。
トップタイムを記録したのは、トヨタ8号車に乗るフェルナンド・アロンソ。3度目の赤旗が掲示される直前に2分19秒483を記録し、トップとなった。2番手には僚友の7号車が続いたが、1秒以上のタイム差がつくこととなった。
3番手には、ヴィタリー・ペトロフがドライブしたSMPレーシングの11号車がつけた。4、5番手は、今回低ダウンフォースの空力パッケージを投入したレベリオン、6番手に今回からギブソンのV8エンジンを搭載しているバイコレスが続いている。
なお今回、EoT(技術均衡値)の変更により、LMP1のノンハイブリッド車は1周あたりに使用できるエネルギー量の制限が撤廃されている。
燃料搭載量の最大値は変わっていないため、決勝ではこれまで通り燃費を考慮する必要があるが、予選では全開でアタックすることができるはずだ。
ハイブリッドシステムを搭載し、依然として厳しいエネルギー制限が科せられているトヨタにとっては大きな逆風となるとみられる。一方で、特に予選日は降水確率が高く、4輪駆動のTS050に有利なコンディションになると予想される。
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