B-MaxのSF23デザインの特別マンホールが綾瀬市に設置。当日は木村偉織も参加のセレモニーを実施

　3月19日、全日本スーパーフォーミュラ選手権（SF）に参戦しているB-Max Racing Team（チーム総代表 組田龍司、以下B-Max）と、地域活性化で連携している神奈川県綾瀬市（古塩政由市長／担当：土木部下水道課）が綾瀬市役所前交差点の歩道に、SFマシンのデザインが施されたマンホール蓋を設置した。

　2024年1月19日に綾瀬市は、3月にSFマシンのデザインマンホールを設置することを明らかにしたが、今回その特別マンホールが実際に市内の歩道に設置された。

　当日は設置を祝うセレモニーが行われ、綾瀬市の古塩市長と内藤勝則副市長、B-Maxの組田総代表と、先日同チームよりよりSFデビューを飾った木村偉織が参加して設置を完了させた。

　今回用意された特別デザインのマンホールは、チームのSFマシンのデザインのものが1枚と、『ばらで輝くまちあやせ』と題した市の花であるばらをデザインした1枚の計2枚。そしてセレモニー後には、足を運んだ約20人のファンらが木村と記念撮影をするなどの交流も行われたという。

「デザインマンホールの話がでたとき、私がB-Maxの図柄にするように指示しました。市の名所になって大勢の人が見にきてくれると嬉しいですね」と、デザイン決定の背景を明かすとともに設置を喜ぶのは、セレモニーに参加した古塩市長。

　B-Maxの組田総代表も、「このようなかたちでチームを露出していただけるのは大変光栄です。また、今日の設置式にファンの方に来ていただいたのは本当に嬉しいことです。市民の皆さんに喜んでいただけるような結果を残せるよう頑張ります」と、綾瀬市との連携がチームの後押しになっていると語る。

　続いて木村も、「自分が所属しているチームのまちで、レース好き以外の人の目に留まる機会が増えるのは嬉しいですね。ぜひマンホールを見にきてレースに興味を持ってほしいと思います」と笑顔でコメントしている。

　チームは公式リリースにて、「綾瀬市との連携協定に基づき、これからもレース活動を通じて地域の活性化に貢献していきます」としている。今回の特別マンホール設置を皮切りとする、さらなる綾瀬市との連携事業の展開に要注目だ。