カナダ・モントリオールのジル・ビルヌーブ・サーキットを舞台に開催されているF1第9戦カナダGP。その予選セッションではレッドブルのマックス・フェルスタッペンがポールポジションを獲得した。
予選が行なわれたグランプリ2日目は雨が降っては止む不安定な天候となった。この前に行なわれたフリー走行3回目では終盤にかけて強い雨が降ったが、予選セッション開始時刻の現地16時00分の時点で雨は上がっていた。ただ路面は濡れており、各車がインターミディエイトタイヤを履いてQ1のアタックへと挑んでいった。
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各車が続々とコースインする中、アルファロメオの周冠宇にはコースに入った時点でトラブルが発生……マシンをターン7のアウト側に一旦停止させた。Q1は残り14分というところで赤旗が提示されたものの、周はマシンを再始動させ、ガレージに戻ることができた。
Q1は5分程度の赤旗中断で再開し、フェルスタッペンを先頭に各車が続々とピットアウトしてタイム計測へ。路面コンディションが急速に改善していったことで、各車とも周回を重ねるごとにペースをコンマ数秒ずつ上げていった。
各車は最後までアタックを継続し、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)が1分20秒851でQ1トップ通過を果たした。
角田裕毅は、15番手に0.016秒及ばず16番手でQ1ノックアウト。アルファタウリは角田だけでなく、ニック・デ・フリーズもここで姿を消すこととなった。
Q1ではトラフィックの影響と視界の悪さもあり、他車の走行を妨害したとみなされるドライバーが多発。17番手に終わったピエール・ガスリー(アルピーヌ)もその影響を受けたひとりだった。
Q2が開始されると、ウイリアムズのアレクサンダー・アルボンが早くもスリックタイヤを投入。そのアルボンがセクター3で全体ベストを計測したのを見ると、マクラーレン勢やレッドブル勢もピットへ入り、ソフトタイヤに切り替えた。
アルボンは1分19秒471で全体トップに立つと、続くアタックで1分18秒725までタイムアップを果たした。
時を同じくしてポツポツと雨粒が落ちはじめ、フェルスタッペンをもってしてもアルボンから0.367秒遅れの2番手に甘んじるなど、遅れてスリックタイヤを投入したドライバーは路面改善の機会を活かせなかった。
特にタイヤ戦略で後手に回ったシャルル・ルクレール(フェラーリ)とドライ路面で思うようなタイムを出せなかったセルジオ・ペレス(レッドブル)は、Q2敗退となった。
Q3進出を果たしたのはアルボン、フェルスタッペン、ランド・ノリス、オスカー・ピアストリ(共にマクラーレン)、フェルナンド・アロンソ(アストンマーチン)、カルロス・サインツJr.(フェラーリ)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)、ヒュルケンベルグ、エステバン・オコン(アルピーヌ)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)の10名だった。
完全なウェットコンディションに移り変わる中でQ3がスタート。全車ともインターミディエイトを履いた。雨脚が強まることが予測されていたことから、各車はセッション開始と同時にコースインしていった。
計測1回目では、まずフェルスタッペンが1分27秒059で首位に立ち、アロンソがそれに続いた。続くアタックでフェルスタッペンが1分25秒858までタイムアップを果たし、ヒュルケンベルグがアロンソの2番手タイム上回った。
アロンソも計測2回目のラップを完了しようとしたが、ここで赤旗提示。ピアストリがターン7の出口でリヤを流してクラッシュしてしまったのだ。
マシン回収は早々に終了し、残り7分でQ3が再開されたものの、その間に雨脚が強まり、インターミディエイトでは走行が難しい状況になってしまった。タイム更新が望めないコンディションとなったことで、残り2分というところで全ドライバーがマシンをピットに戻した。
これにより、フェルスタッペンのポールポジションが確定。フロントロウには、赤旗が味方した格好となったヒュルケンベルグが並ぶこととなった。
3番手にはアロンソ、4~5番手にはメルセデス勢が並んだ。6番手にオコン、7番手にノリス、8番手にサインツJr.、9番手にピアストリ、アルボンがノータイムで10番手となった。
決勝レースは現地時間14時00分(日本時間19日03時00分)にスタートを迎える。日曜日はドライコンディションとなることが予想されており、予選とは異なる展開になるだろう。レッドブルが全戦全勝の記録を伸ばすか、はたまたカナダが“サプライズ”を起こすか、見逃すことはできない。
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