2019年のWRC世界ラリー選手権第7戦ポルトガルは6月1日、SS8~13が行われ、オット・タナク(トヨタ・ヤリスWRC)が総合首位をキープ。しかし、10秒以内の僅差にクリス・ミーク(トヨタ・ヤリスWRC)、ティエリー・ヌービル(ヒュンダイi20クーペWRC)が迫り、優勝争いは三つどもえの様相を呈している。
競技初日を終えて、17.3秒の大量リードを築いていたタナクだったが、競技2日目最初のステージであるSS8ではブレーキトラブルでペースを上げられず、11.3秒までリードを削られてしまう。
その後のリエゾン(移動区間)でトラブルを解消したタナクはSS9でステージ2位、SS10では3位に入ったが、このSS10ではチームメイトのヤリ-マティ・ラトバラ(トヨタ・ヤリスWRC)がタナクを5.8秒上回るタイムを刻み、タナクの5.1秒後方に迫った。
迎えた午後の走行、タナクはSS11で最速タイムを刻んだ一方、今度はラトバラがジャンプの着地でサスペンションにダメージを負いペースダウンしたため、タナクは14.8秒までリードを盛り返す。
続くSS12ではラトバラがサスペンショントラブルの影響で、1分近くタイムロスしてしまい、15.2秒後方の総合2番手にミークが浮上。タナクと21.9秒差の総合3番手にヌービルがつける。
競技2日目最後のステージとなるSS13は、総合3番手のヌービルがステージトップ、同2番手のミークがステージ2位に入ったが、タナクは「フィニッシュまで25kmの地点で右フロントダンパーが壊れ、その5km後にはハーフスピン」したため、ステージ7位に終わる。
なんとか総合首位の座は守ったタナクだが、総合2番手ミークとは4.3秒差、総合3番手のヌービルとは9.2秒差。ラリー・ポルトガルの優勝争いは、3台が10秒以内に収まる接戦で、競技最終日を迎える。
ヌービルの後方、総合4番手はポイントランキング首位のセバスチャン・オジエ(シトロエンC3 WRC)、総合5番手にはチームメイトのエサペッカ・ラッピ(シトロエンC3 WRC)が続いている。
SS12でサスペンションダメージが深刻化したラトバラは、SS13を走行せずデイリタイアを決断。ラリー2規定で競技最終日には参加するものの、総合11番手までポジションを落としている。
そのほか、今大会が最上位クラスデビューだったガス・グリーンスミス(フォード・フィエスタWRC)は総合8番手で臨んだSS13でコース脇の溝に落ちてしまいデイリタイア。総合15番手で競技最終日に臨む予定だ。
下位クラスのWRC2クラスを戦っている勝田貴元(フォード・フィエスタR5)は、SS10を終えた時点でクラス首位、総合でも13番手につけていたが、続くSS11で右リヤタイヤのホイールが割れるアクシデントがありストップ。クラス14番手/総合26番手となっている。
競技最終日の2日はSS16~20までの5SSで争われる1日。最終ステージのSS20は現地12時18分、日本時間20時18分にスタートする予定だ。
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