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アロンソ、シンガポール戦で見せた激怒が収まる「ダメージについて分かったから、心配は減ったよ」

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アロンソ、シンガポール戦で見せた激怒が収まる「ダメージについて分かったから、心配は減ったよ」

 アストンマーチンのフェルナンド・アロンソはF1シンガポールGPにおけるパフォーマンスを激しく批判する場面があった。ただ、日本GPを前にその原因を把握できたことで、心配もなくなったという。

 アロンソはシンガポールGPを15位とポイント圏外で終えた。そして苛立つアロンソはレース中、マシンを「とても運転できない」と猛烈に批判していた。

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 チーム側はこうした発言自体は問題視しておらず、原因を把握することこそ重要だとコメントしていた。そして連戦の日本GPを前に、アロンソのマシンは2周目からフロントサスペンションのシュラウドが回転してしまっており、空力を乱してしまっていたことがわかったという。

 そのため、アロンソとしても今はさほど心配していないようだ。

「間違いなく、助けにはならなかったね」と、アロンソはそのダメージについて語った。

「影響をかなり受けていたのが分かっている。それだけかは言えないけど、重要なものだったんだ」

「ダメージのことを知ってからは、シンガポールでのパフォーマンスについても、心配は減ったよ」

「レースでのペースは、本来のものではなかったわけだし、そうでなければ僕らは先頭から続く列についていけたかもしれない。そして、アルピーヌやペレス(セルジオ・ペレス/レッドブル)との問題も無かったかもしれないんだ。そうすれば、その後の全てが変わっていただろう」

「速さが十分ではないと、たくさんの問題に遭遇してしまうんだ」



 なおパフォーマンス不足を引き起こしたサスペンションシュラウドの破損の原因には、オープニングラップに発生した角田裕毅(アルファタウリ)とペレスの接触によるデブリが考えられるが、アロンソは実際に何が起きたのかは明らかにしなかった。

 またアロンソはアストンマーチンの現在の立ち位置に、フラストレーションや失望を覚えているわけではないとも語っている。

「いや、全然そんなことはない。僕はこのプロジェクトに凄く満足している」

 アロンソはそう語る。

「シンガポールやモンツァのような難しいレースになっても、僕らのデブリーフィングやファクトリー側とのミーティングは、どれも非常に生産的なモノになっている。シーズン中、僕らはレースウィーク中にたくさんの学びを得ている」

「将来に向けて準備しているモノや、来年のレースに向けた計画はとても大きなステップがある」

「アイデアや準備中の物がこれほどのスケールなのは見たことがない。つまり、トップチームになるというみんなのモチベーションや、リソース、そして決意は並々ならぬモノがあるんだ。僕もとても満足している」

「ここ(F1)はどこも本当にハイレベルなんだということを受け入れる必要がある。誰もが素晴らしいデザイナーやチーム、風洞など、そういったものを備えている」

「来年できあがる僕らの風洞についてかなり期待しているんだ。ほとんどのトップチームは何年も前からそういう風洞を持っているんだからね。僕たちはそのレベルに並ぶだけだ。地に足をつけて取り組む必要があるんだ」

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