オーディオ性能を引き出すアイテムが充実
魅力的なカーナビゲーションやカーオーディオをラインアップする、パイオニアの人気ブランド「カロッツェリア」。人気のサイバーナビをはじめ、新製品が発表された。AMW的には「ハイエース」専用設計のアイテムに注目している。まずは新登場したサイバーナビから紹介しよう。
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人気のサイバーナビはブラッシュアップ
サイバーナビは、9V型ラージサイズ「AVIC-CQ912II」、8V型ラージサイズ「AVIC-CL912II」、7V型200mmワイド「AVIC-CW912II」、7V型2D・180mm「AVIC-CZ912II」の4機種が登場した。なお、各モデルにはネットワークスティックが同梱されるモデル(型番末尾に-DCが記載される)も用意されている。すべてオープン価格。
スマートフォンを介さずに、サイバーナビ本体でYouTubeの動画視聴を可能とする「ストリーミングビデオ」機能や、自宅のHDDレコーダーにネットワーク経由でアクセスして録画した番組を視聴できる「レコーダーアクセス」機能を搭載。車内エンターテインメント機能が充実しているのがサイバーナビの魅力と言ってもいいだろう。
また、ネットワークスティック同梱モデルはdocomo in Car Connectを契約することで、非同梱モデルはWi-Fiテザリング機能を使うことで、さらなるネットワーク関連機能を使用できる。オンラインで地図データ更新が可能となる「自動地図更新」、走行中でも常時接続ができる「アクセスポイントモード」など、より快適なドライブをサポートしてくれる機能が用意されている。なお、docomo in Car Connectは1日(24時間)550円、30日プラン1650円、365日プラン1万3200円で利用可能だ。
そして、やはりカーナビゲーションは地図データが重要となるが、サイバーナビは最大年6回3年分、追加費用なしで地図データ更新できる点も見逃せない。日々新しい道路が開通しているため、無償でアップデートできるのは非常にありがたいだろう。
高画質な液晶パネルを採用したフリップダウンモニター
後席で家族や友人が快適なドライブを楽しむため、大活躍してくれるのがフリップダウンモニターだ。新たに「TVM-FW1060-B」「TVM-FW1050-B」「TVM-FW1060-S」の3機種(すべてオープン価格)がリリースされる。従来のワイドVGAから高画質のワイドSVGAパネルに変更となり、より迫力ある映像を楽しむことが可能に。ワイドアングルパネルを採用したことで、後部座席のどこからでも見やすくなっているのが特徴だ。
HDMI入力は2系統搭載されており、カーナビと連動した映像のほか、Amazon Fire TV Stickやスマートフォンなどといったデバイスからの映像も入力可能となっている。これにより、車内でのエンターテインメント性がアップし、渋滞時などで退屈することなく過ごすことができるだろう。
ハイエース専用設計のトゥイーター取付キットに注目
いい音源を高音質で再生するための、スピーカーなども新作が続々投入される。注目は人気のトヨタ・ハイエースにピッタリのアイテム。まずはハイエース専用設計となる、トゥイーター取付キット「UD-K304」を紹介しよう。8800円(税込み)。
ハイエースの車内にマッチするデザインとし、専用設計のためスピーカーの取付角度なども徹底的にこだわっている。車室内の音響特性に合わせて理想的な音場とスムースな高域再生が可能となる。専用設計のため、ドアミラー裏のパネルへスマートかつ手軽に装着できる。なお、組み合わせるトゥイーターは別売りとなる。
ハイエースをはじめ、幅広い車種に取付可能な10cmコアキシャル2ウェイスピーカー「TS-E1010」(2万4200円/税込み)にも注目だ。振動板やエッジの損傷、ホコリの侵入などからスピーカーを保護する専用グリルネットも付属している。
スピーカーと同時に取り付けたいインナーバッフルも新作が充実
また、スピーカーの性能をフルに発揮するために有効な、サウンドエンジニアシリーズの高音質インバーバッフルプロフェッショナルパッケージ(16cm、17cm対応)にも新型「UD-K621」「UD-K622」「UD-K624」「UD-K625」「UD-K626」「UD-K628」「UD-K629」が登場した。価格は1万2100円~1万8700円(税込み)。
特徴は、異種金属を組み合わせることで、理想的な振動の減衰特性を実現する「ハイブリッドメタルダイキャスト」を採用している点。底面には密着性の高い、高密度低反発の高機能シーリング材により、歪みや共振を排除してくれる。「ウェーブ形状遮音クッション」は遮音性と振動吸収性に優れ、中低域のロス低減とクリアな音楽再生を可能としてくれる。
また、高音質インバーバッフルスタンダードパッケージには、トヨタ・ハイエース専用となる「UD-K5311」が登場した。7700円(税込み)。専用設計のため簡単に取り付け可能であり、確実に高音質化することができる。ハイエースのドアトリム形状に合わせて専用の遮音クッションを新開発した、注目アイテムである。
このほかにも、ハイエース専用設計のフロントスピーカー用取付キット「UD-K126」や、10cm埋込型スピーカー用取付キット「UD-K125」なども発売。充実したカーライフをサポートしてくれる、カロッツェリアの新作アイテムに注目してみてはいかがだろうか。
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みんなのコメント
どんなに高音質なツイーターやアンプを設置しても、元々の車両が商用車では音質を楽しめるレベルでは無いように感じます。
高級車でも走行していればロードノイズや風切り音は聞こえるので、家のオーディオルームの音とは程遠い。
車で高音質を求める必要あるのかな…と最近よく思う。
と言う私も若い頃はスポーツカーにアンプやスピーカー入れて喜んでいた身ではありますが・・・(^^;)