2018年からザウバーF1チームのタイトルスポンサーとなり、2019年からは同チームのネーミングライツを手にしているアルファロメオ。彼らはザウバーとの契約を延長したことを明らかにした。契約年数は3年とみられる。
契約更新に関する交渉は数ヵ月前から行なわれていたが、2022年から新レギュレーションが施行されるということも手伝って、アルファロメオは今後もF1に残ることとなった。
■アルファロメオ、ウイリアムズの進歩を警戒「彼らは強くなってきている」
これにより、アルファロメオのふたりのドライバーの内、少なくともひとりはフェラーリ・ドライバー・アカデミー(FDA)出身のドライバーになるだろう。
現在、その“フェラーリ枠”のシートにはアントニオ・ジョビナッツィが収まっており、FDAのカラム・アイロットがリザーブドライバーを務めている。またハースのミック・シューマッハーや、F2参戦中のロバート・シュバルツマンといったFDA生も将来のドライバー候補とされている。
アルファロメオのCEOであるジャン-フィリップ・インパラートは次のように語った。
「歴史あるイタリアの自動車ブランドであるアルファロメオは、サーキットで誕生した」
「今日、我々はそのレースのDNAに敬意を表し、それをブランドの未来の中心に据えている。我々の原動力は情熱だ」
「F1は将来の電動化のための最先端の実験室であり、今後数年間の我々のビジョンに完全に合致している。さらにモータースポーツは、我々が将来の成功のために欲している世界的な露出をもたらしてくれる」
またチーム代表を務めるフレデリック・バスールは次のように述べた。
「アルファロメオはここ数年間、我々の素晴らしい仲間であった。そしてこれから彼らと新しい歴史を作っていけることを楽しみにしている」
「新レギュレーションは我々が大きく前進するチャンスを与えてくれるし、我々は共に大きな成果を上げることができると確信している。将来が楽しみだし、今後も上位を目指し続けていきたい」
「この関係は弊社全体にとっても非常に重要だ。コース外においても、我々が自動車の世界で行なってきた仕事はザウバー・エンジニアリングの技術スキル、製造スキルの高さを示しているし、アルファロメオと共に自動車産業の未来を形作る新しいエキサイティングなプロジェクトに取り組んでいけると思っている」
さらにバスールはこう続けた。
「アルファロメオは共に仕事をする主要なパートナーというだけでなく、我々のビジネスにおけるブランドでもある。これから共に仕事をしていくことで、スポンサーシップを超えた真のパートナーシップを示していく」
「我々はアルファロメオをモータースポーツ界のトップに返り咲かせるために尽力していく。チームにとっても、(アルファロメオとの提携による)イメージアップは計り知れない」
アルファロメオは今季9戦を終えて、キミ・ライコネンとアントニオ・ジョビナッツィが10位入賞をそれぞれ1回記録するにとどまっており、コンストラクターズランキングでは8番手につけている。
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