Tecnomar for Lamborghini 63
テクノマール フォー ランボルギーニ 63
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ランボルギーニの世界を高級ヨットで再解釈
ランボルギーニは2020年6月30日に、豪華なメガヨットのビルダーとして知られるイタリアン シー グループとともに新型高級クルーザー「Tecnomar for Lamborghini 63」をワールドプレミアした。Tecnomarは同グループに属する高級ヨットブランド。
「Tecnomar for Lamborghini 63」はランボルギーニのハイブリッドスーパースポーツ「シアン FKP 37」に着想を得て生まれたモーターヨット。ランボルギーニのチェントロ スティーレ協力のもとで開発された。2021年初頭よりデリバリーを開始するという。
ミウラやカウンタックのラインをヨットに落とし込む
エンジンにはMAN製V12-2000を2基搭載し、最大速度は60ノットに到達。Tecnomarモデルとしては最速の性能を誇る。ランボルギーニ車同様、軽量なカーボンファイバー素材を積極的に使用。全長63フィート(約19m)で重量24トンを実現している。
ボディには流体力学を専門にするエンジニアにより生み出された先鋭的なシルエットを採用。マルチェロ・ガンディーニの手によるミウラやカウンタックのラインを、現代的に再解釈して取り入れたという。
ランボルギーニと同デザインのスタートボタンを採用
ハードトップはランボルギーニのロードスターモデルに通じるデザイン。優れたエアロダイナミクス性能を実現しながら、太陽の光や風からキャビンをしっかりと守る設計だ。船首灯はランボルギーニのEVコンセプト「テルツォ ミッレニオ」、及び「シアン FKP 37」のヘッドライトにオマージュを捧げたデザインとした。
キャビンには軽量で機能的なハイテク素材を多用。ヘキサゴンや「Y」モチーフなど、ランボルギーニを象徴するグラフィックを随所に取り入れている。インストゥルメントパネルには、ランボルギーニの「カーボン スキン」を使用。エンジンのスタート&ストップボタン(それぞれのエンジンにつき1個ずつ、計2個を設置)も、ランボルギーニと共通のデザインとした。
海上を走るランボルギーニ
アウトモビリ・ランボルギーニのステファノ・ドメニカリCEOは語る。
「このヨットは価値あるパートナーシップを最高の形で作り上げる重要性を表す存在です。もしも水の上に浮かぶランボルギーニを想像しろと言われたら、この姿が私の脳裏に浮かんだことでしょう」
ハイブリッドハイパーカーが高級ヨットに与えたもの
シアン FKP 37は2019年9月のフランクフルトショーでワールドプレミアしたハイブリッドスーパーカー。ハイブリッドシステムには、世界で初めてスーパーキャパシタを蓄電用に採用。システム最高出力は819hpに達し、パワーウェイトレシオはランボルギーニのV12モデル中で最高の1.0kg/hpを実現した。0-100km/h加速は2.8秒を下回り、最高速度は350km/h以上。車体価格は税抜きで200万ユーロ(約2億3700万円)超えだが、すでに生産分の63台は完売している。
ちなみにFKPは、同年8月に逝去した故フェルディナント・カール・ピエヒ(Ferdinand Karl Piech)博士に敬意を示したネーミングで、数字の「37」はピエヒ博士の生まれた1937年を表している。フォルクスワーゲンブランドを長年見守ってきた博士は、ランボルギーニの真の理解者であったという。ちなみに「シアン」はランボルギーニの故郷、ボロネーゼの方言で“閃光”または“稲妻”を意味する単語だ。
シアンの独創的で先鋭的なデザインと存在感は、「Tecnomar for Lamborghini 63」というまったく新しいヨットを生み出した。道路やサーキットで我々をいつも振り返らせるランボルギーニのように、新型ヨットは海の上で多くの視線を奪う存在になりそうだ。
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自動車メーカーがという意味でレクサスのクルーザーを思い出したが、やっぱ次元が違うね。