第105回インディ500のプラクティス4日目、予選前最後の走行日となるファストフライデイは総じてホンダ勢が速さを見せた。
ファストフライデイとは、各車のターボブースト圧が予選に向けて1.5barに引き上げられ、80~90馬力パワーアップ。230mph(時速370km)を超えるスピードを発揮するようになったマシンで、予選を想定した走行が行なわれる日となる。
■インディ500プラクティス3日目:カナーンがトップタイム。佐藤琢磨は9番手も、チームにペナルティ
インディ500の予選は、各車が単独で4周走行し、その平均速度が参照される。そのため、トウ(スリップストリーム)なしの速度と、4周の平均速度を高く保つことが重要となる。
6時間のセッションで最速タイムを記録したのは、スコット・ディクソン(チップ・ガナッシ・レーシング)。トウなしのタイムでも4番手につけている。
一方、4周連続アタックの平均速度では、ディクソンのチームメイトであるマーカス・エリクソンが231.950mphでトップ。コルトン・ハータ(アンドレッティ・オートスポート)を抑えた。
アンドレッティ・オートスポートは今回、提携チームを入れると8台体制という大所帯。ハータだけでなく、トウなしのトップスピードを記録したアレクサンダー・ロッシが4周平均で4番手、ステファン・ウィルソンが同5番手と、速さを見せている。
レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングの佐藤琢磨も好調ぶりを維持。セッション前半の段階では、トウなしのタイムでトップ。4周平均でも230.819mphでトップに立っていた。最終的にベストタイム8番手、4周平均では6番手となったが、予選ファストナイン進出に向けて視界良好といった形だ。
サンティノ・フェルッチが予選想定の4周平均で8番手、グレアム・レイホールがトウなしのタイムで2番手となっており、レイホール・レターマン・ラニガンはチームとしてマシンが仕上がってきているように見える。
シボレーエンジン勢では、パトリシオ・オワード(アロー・マクラーレンSP)が4周平均3番手につけ、エド・カーペンター・レーシングのエド・カーペンターやリナス・ヴィーケイも上位に食い込んでいるが、チーム・ペンスキーを含め他のマシンは軒並み下位に沈んでしまっている状態だ。
4周平均速度順位
1.マーカス・エリクソン– 231.950 mph
2.コルトン・ハータ – 231.726 mph
3.パトリシオ・オワード – 231.522 mph
4.アレクサンダー・ロッシ – 230.999 mph
5.ステファン・ウィルソン – 230.844 mph
6.佐藤琢磨 – 230.819 mph
7.エド・カーペンター – 230.423 mph
8.サンティノ・フェルッチ – 230.364 mph
9.エド・ ジョーンズ– 230.251 mph
10.リナス・ヴィーケイ – 230.234 mph
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