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F1アゼルバイジャンFP3:親牛を下しアルファタウリ・ホンダのガスリーがトップタイム、チームメイトの角田は8番手

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F1アゼルバイジャンFP3:親牛を下しアルファタウリ・ホンダのガスリーがトップタイム、チームメイトの角田は8番手

 前戦モナコGPから続き、ストリートサーキットで行なわれているF1第6戦アゼルバイジャンGP。フリー走行3回目では、アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーがセッショントップタイムを記録した。

 極低速のモンテカルロと異なり、バクー市街地サーキットは、2.2kmに及ぶ超高速の全開区間と世界遺産の旧市街横を通る低速区間が組み合わされており、セットアップがカギとなってくる。

■【F1分析】アゼルバイジャンGP初日大苦戦のメルセデス……まだまだ侮れない理由がある?

 気温27度、路面温度53度と燦々と日差しが照る中、セッションがスタートした。60分のフリー走行は、まずハースのみがセッション開始と同時にコースインし、ルーキーのふたりがマイレージを稼いだ。

 しばらくすると他車もコースインし、走行を重ねた。レッドブル・ホンダ勢はハードタイヤ、フェラーリとメルセデス勢はミディアムタイヤ、アルファタウリ・ホンダの2台はソフトタイヤを履いての走行となった。

 金曜日のフリー走行1回目、2回目に続き、ターン3やターン15のブレーキングで止まりきれず、エスケープゾーンに飛び込むマシンがフリー走行3回目でも見受けられた。また、フリー走行3回目からは、各車共にリヤタイヤの最低内圧が引き上げられたことでグリップが低下したことなどもあり、前日と比較してタイムが伸び悩んだ。

 セッション残り35分というところで、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンがウォールにヒット。初日にフェラーリのシャルル・ルクレールが当たったのと同じターン15でのクラッシュだった。これにより赤旗が出されセッション中断。フェルスタッペンはその場でマシンを降り、ソフトタイヤで走行することが出来ずにこの後の予選を迎えることとなった。

 25分を残してセッションが再開され、メルセデスの2台がユーズドのミディアムタイヤで決勝想定ラップを続ける中、他のドライバーは新しいソフトタイヤを投入し予選想定アタックを開始した。

 メルセデスが遅れてソフトタイヤを投入した直後、メルセデス製パワーユニットを搭載するウイリアムズのジョージ・ラッセルのマシンがストップしたものの、バーチャルセーフティーカーでの対応となった。

 セッション終盤、アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーが、ソフトタイヤで1分42秒251を叩き出し、レッドブル・ホンダのペレスを抜きトップタイムをマーク。チームメイトの角田裕毅は、このセッションを8番手で終えた。

 初日から鳴りを潜めていたメルセデスの2台もセッション終盤にソフトタイヤを投入し、ルイス・ハミルトンが3番手タイムを記録。しかしチームメイトのバルテリ・ボッタスは13番手に沈んだ。ただハミルトンの3番手タイムも、メインストレートで他車のスリップストリームを使った効果が大きかった。

 ハミルトンの後ろに並ぶのはモナコGPから好調のフェラーリの2台。4番手のルクレールはトップのガスリーから0.527秒落ち、5番手のカルロス・サインツJr.は0.755秒落ちとなった。

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