ダニエル・リカルドの負傷により、急遽F1デビューとなったリアム・ローソン(アルファタウリ)は、オランダGPの決勝レースがドライコンディションとなった場合は『すべてを学び直す』必要があると認めた。
ローソンはウエットコンディションのFP3が2023年最初のF1サーキット走行であり、インターミディエイトタイヤを初めて履くセッションだった。予選はウエットコンディションから次第に路面が乾いていき、Q3はソフトタイヤが使われたが、ローソンはQ1を20番手で終えている。
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つまりもし決勝レースがドライコンディションとなれば、ローソンはまさにぶっつけ本番でスリックタイヤを履くことになる。
「明日はドライになる可能性がある。ドライで走ったことがないから、また全てを勉強しなおさなければならない。だからとてもタフなレースになるだろうね」
そうローソンは語った。
「興奮してるよ。同時に、チャレンジングなレースになることも分かっているし、乗り越えるべきことがたくさんあることも分かっている。だから、とにかくクリーンなレースをしたい」
「特にドライになっった場合、前半はとても厳しいものになるだろう。その最初の部分のために、あらゆることを学ぶつもりだ。ロングランも何もしていないから、タイヤの性能は分からない。大きな学習曲線になるだろうね」
「レースが終わるころには、もっとマシンに慣れているといいな。それが目標だ」
リカルドが手を負傷した後、ローソンは物事が速いペースで進んだことを認めた。motorsport.comの取材に応じたローソンは、この週末の展開について「すべてがとても早かった」と語った。
「レッドブルのガレージでセッションを見ていたんだけど、あのクラッシュは大きなモノでもなんでもなく、ステアリングホイールがキックバックされただけの不慮な事故だった。決して見たくない事故だ。だからまず、ダニエルに同情するよ」
「でも、彼が手を負傷したという知らせを受けたから、用心のためにドライバーズブリーフィングに行ったんだ。そしてドライバーズブリーフィングの途中でメッセージを受け取ったんだ。ドライバーズブリーフィングの後半はとても集中していたよ! そして、これから24時間の間にたくさんのことを学ばなければならないことに気づいたんだ」
ローソンは昨年のF2レースでザントフールトを知っていたが、スーパーフォーミュラでのレースがあったため、シミュレータでのオランダGPに向けた準備には参加できていなかったのだという。
「先週末は日本でレースをしていた。だからここに直行した。もっと準備しておきたかったけれど、このようなチャンスは僕にとっては生涯待ち望んでいたものだ。だから両手で受け取って、最大限に活用するんだ」
ローソンは、F1のインターミディエイトタイヤに適応することが、最も難しかった点だと認めた。
「このコンディション、インターミディエイトタイヤの性能を最大限に引き出すことが今日一番のチャレンジだった僕はインターミディエイトタイヤを走らせたことがなかったからね」
「正直なところ、(Q1での)1セット目のタイヤの感触はとても快適だった。今朝は本当に厳しかった」
「1本目の走行はそれほど離れていなかったと思う。そしてまだ改善していたんだ。2セット目はまた雨が降ってきて、もう少しペースが落ちるかと思ったけど、そんなことはなかった。だからこのインターとコンディションに慣れていったんだ」
なお次戦イタリアGPでもマシンに乗るのかと尋ねられた彼は、次のように答えている。
「現段階ではわからない。何も確定していない。今のところ、僕は明日ドライブする。僕が知っているのはそれだけだ」
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