現在位置: carview! > ニュース > スポーツ > BMW、新型『M5』を導入。高性能V8にモーター搭載のM専用プラグインHVで727PS/1000Nmを発生

ここから本文です

BMW、新型『M5』を導入。高性能V8にモーター搭載のM専用プラグインHVで727PS/1000Nmを発生

掲載
BMW、新型『M5』を導入。高性能V8にモーター搭載のM専用プラグインHVで727PS/1000Nmを発生

 現行で第7世代となる新型『BMW M5』が日本上陸を果たし、Mハイ・パフォーマンス・モデルにふさわしい4.4リッターのV型8気筒Mツインパワー・ターボに加え、同車初となるM専用プラグイン・ハイブリッドシステムの“M HYBRIDシステム”を搭載。先代モデル同様にM専用4輪駆動システム“M xDrive”を採用するなど、シリーズ最高峰の"M"における象徴的な存在として10月2日より発売開始となっている。

 初代モデルが登場した1984年より連綿と受け継がれてきたミドルクラス・セダンの“M”も今回が7代目に。最新型は電気自動車である『i5』とも車体骨格を共有しつつ、当然ながらBMW M社が開発する高性能モデルとしてサーキットでの本格的な走行を可能とする妥協なき性能を実現する。

『BMW M8』の日本での生産終了を記念した計8台の限定車“ザ・ファイナル・エディション”が導入

 高効率なモータースポーツ・テクノロジー直結のクロスバンク型となる4.4リッターV型8気筒BMWツインパワー・ターボ・ガソリンのエンジンは、単体で最高出力585PS(430kW)/5600-6500rpm、最大トルク750Nm/1800-5400rpmを発生。ツイン・スクロール・ターボ2機を向かい合うシリンダーの排気管を敢えて跨いで配置することで排気のパワーが遅れず、干渉することなく理想的な間隔で加わるため鋭いレスポンスとスムーズで力強い加速を実現する。

 そこに第5世代のBMW eDriveテクノロジーを採用し、電池容量22.1kWhを持つ197PS(145kW)を発揮する電気モーターを搭載するM専用プラグイン・ハイブリッドシステム“M HYBRIDシステム”をドッキング。こちらもBMW Mモデル専用に開発された8速Mステップトロニック・トランスミッションのハウジングにモーターを組み込み、BMWグループが特許を取得するプリ・ギアリングにより、瞬発力のある電動トルクを高性能6気筒ツインターボ相当の450Nmまで増強させることが可能となった。

 これらの組み合わせで、システムトータルでの最高出力は727PS(535kW)、最大トルクは1000Nmの大台へと乗せ、同システムを搭載する『BMW XMレーベル』同様にブランド史上最強のパワーユニットを搭載するモデルとなっている。

 そのドライブロジック付き新型8速Mステップトロニック・トランスミッションは、選択スイッチによってシフト特性を3段階から選択し、状況に応じた最適なギヤ比設定とレスポンスが得られ、マニュアルシフトに慣れたドライバーであれば複数のギヤを飛び越えたシフトダウンも可能となる。

 そんな高出力を支えるべく、車体側では前後トレッド幅の拡大に始まり、バランスの取れた約50:50の前後重量配分、インテリジェントな軽量構造、ボディとシャシーの接続剛性の向上等に加え、数多くのMモデル専用となる最先端シャシー・テクノロジーを採用する。

 センシングと同時に最短時間で直接制御されるホイール・スリップ・テクノロジーを筆頭に、統合ブレーキシステムや可変ステアリングレシオを備えたスポーツ・ステアリング、アダプティブMサスペンション、アクティブMディファレンシャル、そして『BMW M5』初となる四輪操舵を可能とするインテグレーテッド・アクティブ・ステアリングなどが標準とされる。

 また駆動制御の面でも、基準となるBMW xDriveとアクティブMディファレンシャルをベースとし、Mモデル専用に開発された制御システム“ドライビング・ダイナミクス・コントロール”によって制御されたM xDriveを介し、そのパワーを余すことなく路面に伝達する。

■M専用装備品を随所に採用

 エクステリアではM専用エアロ・バンパーやガーニッシュ、夜間走行時にBMWブランドの象徴である造形を印象的にライトアップするBMWアイコニック・グローを備えたM専用となるブラックのキドニー・グリルなど、標準の『5シリーズ』より75mmワイドなフロントフェンダーが特徴に。

 一方のリヤでも、Mカーボン・リヤスポイラー、M専用リヤバンパーには専用デザインのディフューザーが施され、Mスポーツ・エギゾーストシステムに加え『5シリーズ』より48mmワイドなフェンダーと相まって精悍な佇まいが表現される。

 また先代モデルに比べてボタン類が大幅に削減され、無駄を省いた洗練された印象を与えるインテリアも、最新の12.3インチのインフォメーション・ディスプレイと14.9インチのコントロール・ディスプレイで構成されるBMWカーブド・ディスプレイを軸に、インストルメント・パネル中央からドアトリムを立体的なクリスタル面が貫くBMWインタラクション・バーが標準装備に。

 おなじみMカラーのアンビエント・ライティングをはじめ、ドライバーの好みの走行モードに応じて室内空間をアーティスティックに演出し、さらにM専用のMマルチ・ファンクション・シートやその他のM専用装備品を随所に採用することにより、室内においても“M”であることを主張する。

 これらの構成により、サーキット走行においても通常走行においても新時代の「駆けぬける歓び」を実現しつつ、約70kmまで電動のゼロ・エミッション走行を可能とした新型『BMW M5』は、世界標準装備のパノラマ・ルーフに比べて30kgもの軽量化と車体重心の低下を実現するカーボン強化樹脂製のルーフを装備。

 さらにBMW Individualレザー・メリノ・シートやアルカンターラ・ヘッドライナーに加えて、最高の音響空間を提供するバウワース・アンド・ウィルキンス製ダイヤモンド・サラウンド・サウンドシステムや、前席のアクティブ・シート・ベンチレーションや4ゾーン・エアコンディショニングを標準装備とし、価格は従来モデル据え置きの1998万円(税込)となっている。

BMW カスタマー・インタラクション・センター:フリーダイヤル:0120-269-437
BMW インターネット・ウェブサイト:http://www.bmw.co.jp

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

BMW新型「M5」が登場! V8+電動モーター搭載で“Mモデル史上最強”の727PS/1000Nmを獲得。【新車ニュース】
BMW新型「M5」が登場! V8+電動モーター搭載で“Mモデル史上最強”の727PS/1000Nmを獲得。【新車ニュース】
くるくら
フェラーリ新型「F80」 F1技術融合、1200馬力のV6ハイブリッド搭載 史上最強ロードカーに
フェラーリ新型「F80」 F1技術融合、1200馬力のV6ハイブリッド搭載 史上最強ロードカーに
AUTOCAR JAPAN
【公式動画】5億円超のフェラーリの新型スーパーカー「F80」を発表 公道を走るWECマシンだ
【公式動画】5億円超のフェラーリの新型スーパーカー「F80」を発表 公道を走るWECマシンだ
Auto Prove
「燃費がいい水平対向エンジン」登場! スバルの個性派クロスオーバーSUV「クロストレック」に設定される“ストロングハイブリッド”は何がスゴい?
「燃費がいい水平対向エンジン」登場! スバルの個性派クロスオーバーSUV「クロストレック」に設定される“ストロングハイブリッド”は何がスゴい?
VAGUE
ポルシェ新型「911GT3」世界初公開 510馬力の4L自然吸気エンジン搭載の軽量スポーツカーは2種類のバージョンを用意
ポルシェ新型「911GT3」世界初公開 510馬力の4L自然吸気エンジン搭載の軽量スポーツカーは2種類のバージョンを用意
VAGUE
【新車ニュース】レクサスLXに超タフでパワフルな新ハイブリッド「700h」が誕生。コンセプトは「生きて帰って来られる電動車」
【新車ニュース】レクサスLXに超タフでパワフルな新ハイブリッド「700h」が誕生。コンセプトは「生きて帰って来られる電動車」
カー・アンド・ドライバー
2024年版 優れた中国製EV もう "バカ" にはできない「安価」で「高性能」な最新モデル 10選
2024年版 優れた中国製EV もう "バカ" にはできない「安価」で「高性能」な最新モデル 10選
AUTOCAR JAPAN
1.2L 3気筒ターボ「マイルドHV」登場! 3代目 プジョー3008へ試乗 快適志向の乗り心地と操縦性
1.2L 3気筒ターボ「マイルドHV」登場! 3代目 プジョー3008へ試乗 快適志向の乗り心地と操縦性
AUTOCAR JAPAN
日産新型「高級SUV」発表! 斬新すぎる“近未来顔”にツルツルシフト搭載!? 新型「ムラーノ」北米で登場! 日産SUVシリーズとの共通点とは
日産新型「高級SUV」発表! 斬新すぎる“近未来顔”にツルツルシフト搭載!? 新型「ムラーノ」北米で登場! 日産SUVシリーズとの共通点とは
くるまのニュース
「ゴーカートモード」でブースト可能! MINIの電動SUV『エースマンJCW』誕生…パリモーターショー2024
「ゴーカートモード」でブースト可能! MINIの電動SUV『エースマンJCW』誕生…パリモーターショー2024
レスポンス
ダートフリークから「POD K8 3.0 ニーブレース」が発売!
ダートフリークから「POD K8 3.0 ニーブレース」が発売!
バイクブロス
アルファロメオ『ジュニア』、48Vの「スペシャル ハイブリッド」発表…パリモーターショー2024
アルファロメオ『ジュニア』、48Vの「スペシャル ハイブリッド」発表…パリモーターショー2024
レスポンス
6速MTד進化版”VTECターボ搭載! ホンダ「新型スポーツハッチ」がスゴイ! 硬派“過ぎない”「シビックRS」の実力とは
6速MTד進化版”VTECターボ搭載! ホンダ「新型スポーツハッチ」がスゴイ! 硬派“過ぎない”「シビックRS」の実力とは
くるまのニュース
ホンダ新型「5ドア”軽”SUV」発表! スライドドアもついてマジ便利な「JOY」! 黒顔も超カッコイイ「新たなN-BOX」が販売店でも話題に
ホンダ新型「5ドア”軽”SUV」発表! スライドドアもついてマジ便利な「JOY」! 黒顔も超カッコイイ「新たなN-BOX」が販売店でも話題に
くるまのニュース
ポルシェ『911GT3』に改良新型、空力性能と軽量化を追求…「ヴァイザッハパッケージ」も初設定
ポルシェ『911GT3』に改良新型、空力性能と軽量化を追求…「ヴァイザッハパッケージ」も初設定
レスポンス
まもなく日本登場!? 全長4.3m BMWの人気スポーツ・コンパクト 新型「1シリーズ」は4代目となりどう変わる?
まもなく日本登場!? 全長4.3m BMWの人気スポーツ・コンパクト 新型「1シリーズ」は4代目となりどう変わる?
VAGUE
【GT3とツーリングパッケージ同時発表】ポルシェ新型GT3 自然吸気4Lフラット6を継続 多彩なパッケージも
【GT3とツーリングパッケージ同時発表】ポルシェ新型GT3 自然吸気4Lフラット6を継続 多彩なパッケージも
AUTOCAR JAPAN
【公式動画】ポルシェ 新型911 GT3と911 GT3ツーリングを発表
【公式動画】ポルシェ 新型911 GT3と911 GT3ツーリングを発表
Auto Prove

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村