アルファロメオは、2021年のF1をコンストラクターズランキング9位で終えた。同チームは、レギュレーションが大変更される2022年にリソースを集中すべく、2021年用マシンの開発を早々に終了させたわけだが、チーム代表のフレデリック・バスールによれば、その影響を過小評価していたという。
「我々は2020年末という非常に早い段階で、2022年に向けた方向性を示した」
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バスール代表はそうmotorsport.comに対して語った。
「そしておそらく、全く同じマシンで22レースを戦うという事実を過小評価していた」
「心理的な面を見ても、それは簡単なことではなかった。予定されているアップデートがある場合には、モチベーションのようなモノを得られるんだ。もちろん、モチベーションは常にあるんだがね。でもとにかく、アップデートがもたらされることを常に願っている。でも、昨シーズンはそういうモノはもたらされなかった」
アルファロメオは、2020年はコンストラクターズランキング8位だった。2021年にひとつ順位を下げたのは、ウイリアムズが躍進を遂げたということも原因のひとつだ。
「純粋なパフォーマンスは悪くなかった」
そうバスール代表は語る。
「2020年に比べれば、一歩前進できたと思う」
「予選の平均順位を見ると、直接的なライバルであるウイリアムズよりも速かったはずだ。そして、レースでもウイリアムズよりも速かった。14レースで、ウイリアムズよりも良い順位でフィニッシュしたんだ」
「しかし我々は、ブダペストとスパで絶好のチャンスを逃してしまったんだ。それが結果に繋がった」
「スパでは、予選で良い仕事ができなかったと思う。それによって、ポイントを獲得することができなかった。ブダペストは、もっと苛立たしい結果になった。我々は非常にうまく予選を戦ったが、ターン1でのクラッシュに巻き込まれてしまったんだ」
「ウイリアムズは、予選で17位と18位だった……結果的にはそっちの方が良かったんだ。でもそういうこともある」
アルファロメオが2021年を正しく過ごしたのか、それは新しいシーズンが始まってからしか分からないだろうと語る。
「我々は決断を下したんだ。2021年に、多くの時間をリソースをかける必要があっただろうか? お金だけじゃなくてね。そしてランキング8位から9位に落ちたことで、どんな影響があるのだろうか? それとも、全てのリソースを2022年に向けた方が良かったのか? 我々は、その方がはるかに大きな可能性を秘めていると思った。だから、どうなるか見てみよう」
「それは、我々が行なってきたことだ。1年前に賭けをしたようなモノだ。それが正しかったかどうかは、数ヵ月後には分かるだろう」
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