5月11日、2024年MotoGP第5戦フランスGP MotoGPクラスのスプリントがル・マン-ブガッティ・サーキットで行われ、モンスターエナジー・ヤマハMotoGPチームのファビオ・クアルタラロは10位、アレックス・リンスは転倒リタイアで終えている。
予選Q1に出走したリンスは、前後ともにソフトタイヤを選択しQ2進出を目指す。徐々にペースを上げ、12人中の6番手タイムを記録したところでピットインし、セッション後半に備える。2度目のアタックではさらにペースを上げ、残り2分の時点ではセクター1、2で全体ベストのタイムを記録。しかし、ライバルたちもタイムを更新したり、最終盤ではイエローフラッグが2回掲示されたりとタイミングにも恵まれず、6番手のままQ1を終えてスプリントと決勝は16番グリッドからのスタートが決定した。
2024年MotoGP第5戦フランスGP TV放送&タイムスケジュール
予選Q2からのスタートとなったクアルタラロは、前半のアタックで6番手タイムをマーク。ピットインを挟んでセッション残り5分を切ったあたり、出走者のなかでは最後のタイミングで2回目のアタックへ向かう。しかし、アウトラップを終えた時間帯にセクター1で他車がクラッシュ。また、その直後にセクター3、4でもイエローフラッグが振られ、クアルタラロは記録を残せない。さらに、残り1分の時点とチェッカー掲示後の2度に渡りクラッシュが発生。タイム計測の機会を得られないまま、8番手で予選を終えた。
仕切り直しとなるスプリントでは、クアルタラロがスタート直後の混乱のなかでもポジションをキープ。しかしレースペースはいまひとつで、4周目までに3台にパスされ11番手に後退する。上位を走るマシンが転倒し10番手に上がったものの、すぐ前を走るラウル・フェルナンデス(トラックハウス・レーシング)を捉えられず、10位のままチェッカーを受けた。
チームメイトのリンスは、16番グリッドからスプリントに臨む。スタートが思わしくなく、セクター1で2台にかわされたリンスだったが、1台を抜き返して17番手に落ち着く。7周目、前を行くアレックス・マルケス(グレシーニ・レーシングMotoGP)とフランコ・モルビデリ(プリマ・プラマック・レーシング)を追っていたところ、8コーナーで転倒しそのままリタイアした。
この8コーナーは下り勾配かつオフキャンバーになっており、リヤの挙動を乱したり、フロントが切れ込んだりする形での転倒が相次いでいたが、リンスもこのコーナーの犠牲となってしまった。雷雨の噂も流れる決勝では、このコーナーがよりライダーを苦しめることが予想される。
■ファビオ・クアルタラロ(予選:8番手、スプリント:10位)
「スプリントよりも予選のほうが好調だった。スプリントではグリップレベルの低さに苦戦したんだ。ドライコンディションでグリップが低い場合は、ウエットならもっと低くなってしまうので、もしも明日、雨が降ればより厳しくなるだろう。何とか少しでも改善したいと思っている。そうした状況のなかでも、今日の最大の成果は100パーセントの力を注いだということだ」
「ホームグランプリの週は大騒ぎで、スペシャルヘルメットやキャップ、Tシャツが初日から売り切れになるほどだ。まさにクレイジーと言える状況だが、僕にとってはもちろん、大勢のファンがここに集まってくれるのは本当にうれしいことだよ」
■アレックス・リンス(予選:16番手、スプリント:リタイア)
「大丈夫、怪我はない。でも奇妙なのは、転倒するまでは何も問題がなかったということだ。全力でプッシュしていると、このようなことが起こるのだ、というしかなさそうだ。アレックス・マルケスが前を走っていて、実際にはあの瞬間は(フランコ・)モルビデリだったのだが、僕はとても順調に走行を続けていた。昨日までにハードコンパウンドのタイヤをテストするチャンスがなかったので、今日のスプリントのなかでは敢えてそれを使用していたが、感触は悪くなかった。ところがフロントから突然、切れ込んでしまったんだ。ライダーとしては悔しい結果だが、気持ちを切り替えて前を向いていきたい」
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