F-PACE SVRに続く「SVR」は?
ジャガーは、大手プレミアムブランドとしては初めて、SUVタイプのピュアEVとなる「I-PACE」を投入する。その、ライバルたちへのアドバンテージを確固たるものにするべく、検討されているのがSVRバージョンの投入だ。
ニューヨーク・モーターショーで、ジャガーはF-PACE SVRを発表した。しかし、EVのハイパフォーマンス仕様については口を閉ざしたままだ。
ジャガー・ランドローバーの企業戦略部門を統べるエグゼクティブ・ディレクターであるハノ・キルナーは、スペシャル・ヴィークル・オペレーション(SVO)部門のトップでもある。彼はこう説明する。
「確約できることは何もありませんが、EVのSVRをご提供できるか、また電動技術を用いて、いかにしてSVRの名にふさわしいクルマを作るかといったことは、検討しています」
「I-PACEが実に速いクルマだということはおわかりかと思います。そして、さまざまなプロジェクトをSVOにとっての関心事にするような技術の付け加え方もひとつではありません。そこには速さを増したSVRバージョンも含まれますが、過剰なまでに豪華さを増したSVAや、オフロードモデルのSVXかもしれないのです」
ジャガーのハイパフォーマンスEVに対する興味は、フォーミュラEのサポートイベントとして今年後半に開始する、I-PACEによるワンメイクレースを発表した際に示されたといっていいだろう。さらに、SVRモデルの設計を主導するウェイン・バージェスが、発表したばかりのF-PACE SVRに続く、ハイパフォーマンスSUVの構想があることを示唆している。
E-PACE 「SVR」の可能性は?
バージェスは確約こそ避けたものの、E-PACE SVRの可能性はI-PACEのそれよりはるかに高いとしている。また、ジャガーのSUVトリオについて、F-TYPEのプロジェクト7やXEのプロジェクト8のような、極少数限定のプロジェクト仕様が設定されるかもしれないことをほのめかした。
「ジャガーが説得力のあるSUVを造れることはわかりましたから、それ以上に挑むことがないとは思えません」とバージェスは述べる。
「そうしたクルマを求めるお客様もいらっしゃるでしょう。それは、レンジローバー・スポーツSVRの人気振りを見れば明らかです。このクルマは何ができるかを明らかにしてくれましたし、パフォーマンスと実用性のコンビネーションを備えるクルマには間違いなく居場所があるのです」
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