9月14~15日、岡山県の岡山国際サーキットで開催される全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権第5大会。シリーズも後半戦となるが、このラウンドからシリーズに参戦するのが、さまざまなカテゴリーで速さをみせてきた伊東黎明とLM corsaだ。シリーズ参戦の経緯と意気込みを聞いた。
伊東はスーパーFJを経て、2020年からFIA-F4に参戦。2021年からはFIA-F4のチャレンジドライバーとしてOTG Motorsportsから参戦し、ランキング5位に。2022年までFIA-F4に参戦する一方で、TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race&GR86/BRZ cup、スーパー耐久、そしてYogibo Racingから参戦したスーパーGT GT300クラスと、さまざまなカテゴリーで戦いその速さをみせてきた。
スーパーフォーミュラ・ライツの2大会にLM corsaと伊東黎明がスポット参戦へ。スーパーGTにも起用
その実力が証明されているのが、今シーズンのポルシェカレラカップ ジャパンだ。F1日本グランプリのサポートだった第1戦から圧倒的な成績を残しすでにチャンピオンを決めている。そんなタイトルを引っさげ挑むことになったのが、若手登竜門のスーパーフォーミュラ・ライツ。チームは伊東と長い関係にあり、スーパーGT GT300クラスをはじめ、さまざまなカテゴリーで活躍するLM corsaだ。
LM corsaとしては今季、FIA-F4やGT300などに続く新たなステップとしてスーパーフォーミュラ・ライツ参戦を検討していたのだという。そこで2024年の2~3月ごろから準備が進められ、5月ごろに伊東の参戦が決まったのだとか。
長い準備を経て実現したスーパーフォーミュラ・ライツ参戦だが、伊東にとっては「やはりスーパーフォーミュラやGT500など、上のカテゴリーに上がるためには通っておいた方が良いカテゴリーですし、通らなければならないと思っています。挑戦したいカテゴリーでした」というレース。すでにこの岡山大会のレースウイークの前には、富士スピードウェイでテストもこなしてきたという。
「今まで感じたことがないダウンフォースがあります。パワーとしてはそこまで大きいわけではないのがで余裕はあるのですが、コーナーが今までとは桁違いのスピードがあります。“目の速さ”が単純に違いますね」と伊東はスーパーフォーミュラ・ライツの感想を語った。
迎えた第5大会は、9月12日の15時から専有走行1回目がスタートしたが、コースオープンとほぼ同時に激しい雷雨が振り出し、16時52分にようやく始まったものの、終始ウエットでの走行となってしまった。2日目の9月13日は一転して酷暑となり、まずは2時間ドライでの走行を続けた。ただもちろん、順位としてはレギュラーで参戦しているドライバーたちの後塵を拝しており、9番手となった。
「富士で走ったときは他に誰もいなかったので、過去のレースデータなども参考にしながら走りましたが、富士は広いですし攻めやすいんですよね。ただ岡山はランオフエリアも小さいですし、バランスやどこまで攻められるかなど分からないところがあります」と伊東。
「ドライビングの面でも、クルマのパフォーマンスを出し切れていないところもあると思うので、少しずつアジャストしていきたいと思います」
途中参戦というデメリットはあるが、この岡山大会、そして参戦を予定するもてぎ大会とパフォーマンスアップを期待したいところ。「今回ともてぎで、来年に繋がる成績を残したいですし、優勝、そして表彰台を狙っていきたいと思います」と伊東は参戦への意気込みを語った。
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