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メルセデスが発表したEV計画が凄まじい勢い。Eクラス相当のセダンやSUVも予定

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メルセデスが発表したEV計画が凄まじい勢い。Eクラス相当のセダンやSUVも予定

独メルセデス・ベンツは10月6日、ラグジュアリーEVサルーン「EQS」を始めとする新型EVの投入計画を公表した。

メルセデスによれば、「Sクラス」と同クラスの電動モデルとなるEQSは、エグゼクティブクラス専用のEVプラットフォームを初採用して2021年に登場する予定。ホイールベースなどを自由に変更できるこの車台によって、メルセデスはミドルからラージサイズセグメントで様々なEVサルーンやSUVを生産可能となり、今のところデザインのディテール等は伏せられているものの、EQSのバリエーションとしてミドルサイズサルーンの「EQE」、さらにはEQSおよびEQEのSUVバージョンも計画されている。また、コンパクトセグメントでもSUV「GLA」のEV版となる「EQA」の生産が2020年中に開始され、来年には「GLB」のEV版「EQB」も追加される見込み。

フラッグシップを担うこととなるEQSのデザインは、2019年の「ビジョンEQS」で示唆されたとおり、キャブフォワードかつクーペライクな「one bow(ワンボウ)」プロポーションとなる。スペース効率に優れた電動アーキテクチャーにより、広々とした室内空間を確保しつつWLTP基準で700kmに達する航続距離もマーク。もちろん、AIを使った音声コントロールシステム「MBUX」や先進の運転支援機能など、最新のハイテク装備も満載される見込みだ。

プロトタイプによるテストは順調に進んでいる模様で、グローバルモデルだけに走行エリアには、欧州だけでなく米国や中国、そして南アフリカが含まれる。さらに、極寒のスカンジナビア半島においてバッテリー性能が検証されたほか、ナルドサーキットにおける高速周回試験も実施され、走行距離は既に200万km以上に達したと言われる。

いま注目のEQSはSクラスとともに独ジンデルフィンゲン工場で生産され、20年以内のCO2ニュートラル達成などメルセデスの電動化計画に大きな貢献を果たす見込み。電動サブブランド「EQ」シリーズは凄まじい勢いで拡大しそうだ。


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みんなのコメント

15件
  • EVへの黎明期だって考えると仕方のないことなのかも知れないが、
    もう名前だけだとサルーン(セダン・ワゴン)なのかSUVなのか判別付かなくなってしまうのね。

    現状だと、CクラスまではSUV、Eクラス以上はサルーンという立ち位置なのかな。
  • ベンツもドイツも、欧州盲目崇拝の自動車メディアも、
    ついこないだまで、「日本のハイブリッドは糞。欧州クリーンディーゼルこそ最高!」って言ってたくせに。。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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