現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 最大92人乗りの次世代電気バス『Enviro200EV』、英メーカーが2025年発売へ

ここから本文です

最大92人乗りの次世代電気バス『Enviro200EV』、英メーカーが2025年発売へ

掲載 2
最大92人乗りの次世代電気バス『Enviro200EV』、英メーカーが2025年発売へ

世界有数の独立系バスメーカーNFIグループの子会社の英国アレクサンダー・デニスは、2025年に発売予定の次世代電気バス『Enviro200EV』の詳細を発表した。この新モデルは、同社の英国向けゼロエミッションバスラインナップを拡充するものだ。

Enviro200EVは、英国で最も売れているバスである『Enviro200』の成功を基盤に開発された。車両サイズと内装レイアウトは、人気の低排出ガス車を反映している。

125cc以下のバイク、2025年4月から原付免許で運転可能に、ルール紛らわしさも[新聞ウォッチ]

新モデルは、ミディバスからフルサイズの単層バスまで、スケーラブルなプラットフォームを提供する。主要なラインナップは9.9m、10.9m、11.7mの3サイズで構成され、地方向けとロンドン交通局向けの両方で利用可能だ。ロンドンでは追加で10.4mサイズも用意される。全モデルの車体幅は2.47mで、操縦性を向上させつつ、内部の快適性とスペースを確保している。

長いホイールベースと短いオーバーハングにより、低床エリアへのアクセスが容易になっている。また、重量級設計と比較して車輪の突出が少ないため、乗客スペースがさらに広がっている。これにより、各車長に応じて多くの座席数と高い総乗客数を実現している。

地方仕様のEnviro200EVは、9.9m、10.9m、11.7mの各サイズで最大33席、39席、43席を提供可能。最長モデルでは総乗客数が最大92人に達する。これは、英国で現在提供されている同等の長さと仕様の他の車両と比較して、最大2席多く、総乗客数では最大22人多い。

一方、ロンドン向けの仕様は2ドア式で、車いすユーザーは後部ドアの電動スロープを使用して乗車する。長さに応じて総乗客数は59人から72人まで対応可能で、座席数は26席から34席まで用意されている。これは他の主要メーカーの製品と比較して2~5席多い。

Enviro200EVには、CATL製の400kWhリチウム鉄リン酸(LFP)バッテリーシステムが搭載される。このバッテリーは最大1.4GWhの保証付きエネルギー処理量を提供し、Enviro200EVに最適な性能バランスをもたらす。

アレクサンダー・デニスの次世代電気バス「Enviro200EV」は、高い収容能力と先進的な電気駆動システムを組み合わせることで、持続可能な都市交通の実現に貢献することが見込まれている。

関連タグ

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

ルノー「4(キャトル)」が復活! EVになった新型「4 Eテック エレクトリック」は「誰もが手の届く電気自動車」を目指しました
ルノー「4(キャトル)」が復活! EVになった新型「4 Eテック エレクトリック」は「誰もが手の届く電気自動車」を目指しました
Auto Messe Web
関西の路線バスの左後輪に「初代インサイト」みたいなカバーがついてる! 乗用車とは異なるタイヤカバーの目的とは?
関西の路線バスの左後輪に「初代インサイト」みたいなカバーがついてる! 乗用車とは異なるタイヤカバーの目的とは?
WEB CARTOP
トヨタの新時代「4ドアスポーツカー」誕生!? 306馬力×フェラーリ似とも言われた「スポーツSUV」発売から1年! 斬新クラウンの反響は?
トヨタの新時代「4ドアスポーツカー」誕生!? 306馬力×フェラーリ似とも言われた「スポーツSUV」発売から1年! 斬新クラウンの反響は?
くるまのニュース
ヤマハの電動アシスト自転車『PAS』、25年モデルを一挙に発表 8モデルの特徴と違い
ヤマハの電動アシスト自転車『PAS』、25年モデルを一挙に発表 8モデルの特徴と違い
レスポンス
電気自動車のSクラスにふさわしいフロントマスクへと刷新したメルセデス・ベンツEQSが日本上陸
電気自動車のSクラスにふさわしいフロントマスクへと刷新したメルセデス・ベンツEQSが日本上陸
カー・アンド・ドライバー
ホンダのSUV『パスポート』新型、本格オフロード仕様「トレイルスポーツ」発表…足回りを専用チューン
ホンダのSUV『パスポート』新型、本格オフロード仕様「トレイルスポーツ」発表…足回りを専用チューン
レスポンス
『N-BOX JOY』をよりスポーティーでしなやかな乗り心地に、ブリッツの車高調「DAMPER ZZ-R」発売
『N-BOX JOY』をよりスポーティーでしなやかな乗り心地に、ブリッツの車高調「DAMPER ZZ-R」発売
レスポンス
オペルの新型電動SUV『グランドランド』、EVは最大700km走行可能…欧州発売
オペルの新型電動SUV『グランドランド』、EVは最大700km走行可能…欧州発売
レスポンス
トヨタが液体水素エンジンのボイルオフガスを有効活用する技術コンセプトを発表、実現に向けて開発仲間を集う…スーパー耐久 第7戦 富士ファイナル
トヨタが液体水素エンジンのボイルオフガスを有効活用する技術コンセプトを発表、実現に向けて開発仲間を集う…スーパー耐久 第7戦 富士ファイナル
レスポンス
「やっと来たか!」ホンダ『CB750ホーネット』日本発売決定に、SNSで膨らむ期待
「やっと来たか!」ホンダ『CB750ホーネット』日本発売決定に、SNSで膨らむ期待
レスポンス
キャデラック、3列シートの新型電動SUV『ビスティック』発表…2025年夏発売へ
キャデラック、3列シートの新型電動SUV『ビスティック』発表…2025年夏発売へ
レスポンス
V10エンジンだけで1000馬力超! さらにモーターをプラス! ロダンのハイパースポーツカー「F ZERO」がみせる衝撃の世界!!
V10エンジンだけで1000馬力超! さらにモーターをプラス! ロダンのハイパースポーツカー「F ZERO」がみせる衝撃の世界!!
WEB CARTOP
メルセデスから新型EQS登場! さらなる装備の充実とバッテリー大型化でEV航続距離最長モデルへ進化
メルセデスから新型EQS登場! さらなる装備の充実とバッテリー大型化でEV航続距離最長モデルへ進化
THE EV TIMES
リッター100km超え!? 斬新「“爆エコ”クーペ」登場! MRד軽自動車並み”超軽量ボディで案外楽しそう! 829ccエンジン搭載の「VW車」が欧州で落札
リッター100km超え!? 斬新「“爆エコ”クーペ」登場! MRד軽自動車並み”超軽量ボディで案外楽しそう! 829ccエンジン搭載の「VW車」が欧州で落札
くるまのニュース
「売れる予感しかない」スズキ ディザイア 新型の洗練デザイン、「日本でも乗りたい」などの声も
「売れる予感しかない」スズキ ディザイア 新型の洗練デザイン、「日本でも乗りたい」などの声も
レスポンス
“約214万円”からのトヨタ「新型SUV」正式発表! 「RAV4」サイズの快適モデル!? 25年3月に「bZ3X」発売、衝撃価格で中国に投入
“約214万円”からのトヨタ「新型SUV」正式発表! 「RAV4」サイズの快適モデル!? 25年3月に「bZ3X」発売、衝撃価格で中国に投入
くるまのニュース
“270万円台”から! 最新「ハリアー」がスゴイ! 英国風の“超精悍顔”がカッコイイ! 「ディーゼルターボ」&“めちゃ便利”な機能搭載の「ミドルSUV」インド仕様とは?
“270万円台”から! 最新「ハリアー」がスゴイ! 英国風の“超精悍顔”がカッコイイ! 「ディーゼルターボ」&“めちゃ便利”な機能搭載の「ミドルSUV」インド仕様とは?
くるまのニュース
世界初! 空力ダクト搭載電動スポーツバイク、欧米2社が共同開発
世界初! 空力ダクト搭載電動スポーツバイク、欧米2社が共同開発
レスポンス

みんなのコメント

2件
  • やっほ
    日本でもそのまま使えそうなバスサイスですね。英国は日本と同じ右ハンドル車ですし。
  • ちっちゃい おっちゃん
    走らんやろな〜ハイブリッドバスも走らんかったし
    別にスピードをだしたいわけじゃ無いが
    力が無いと何かとストレス
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村