6月22日(木)から25日(日)にかけて、アフリカ大陸のケニアで開催されたWRC世界ラリー選手権第7戦サファリ・ラリー・ケニア。70周年の節目を迎えた伝統のサファリ・ラリーでは、TOYOTA GAZOO Racingワールドラリーチーム(TGR-WRT)のセバスチャン・オジエ/ヴァンサン・ランデ組(トヨタGRヤリス・ラリー1)が総合優勝を飾るとともに、TGR-WRTがWRC史上初となる同一ラウンドで3度目の1-2-3-4フィニッシュを達成した。そんな第7戦ケニアを戦い抜いた3陣営からドライバーコメントが届いている。
■Mスポーツ・フォードWRT
●オット・タナク(#8 フォード・プーマ・ラリー1)/総合6位
「本当にラリーが大好きな人たち、熱狂的なファンがたくさんいた。全体的に素晴らしいサファリだった」
トヨタ完勝、サファリで2年連続1-2-3-4達成。オジエが僚友の追撃振り切り今季3勝目/WRCケニア
「これまでのところ今年は難しい状況だけれど、次のラリーに向けてもう少し速さを出せるようにする必要がある。今はスピードがすべてだからね」
●ピエール-ルイ・ルーベ(#7 フォード・プーマ・ラリー1)/総合7位
「たくさんのことが起きたよ! 金曜日に2回のパンクがあり、残念ながら好結果を出すチャンス逃してしまったし、その後は自信とペースを失っていた。よいバランスを見つけるのに苦戦していたんだ」
「パワーステージのことは少々残念だ。ターボの圧力に問題があったから、いい走りができなかったんだ。そのことについてはがっかりしているけれど、これもゲームの一部なんだ」
■ヒョンデ・シェル・モビスWRT
●ティエリー・ヌービル(#11 ヒョンデi20 Nラリー1)/総合8位→失格
「タフで難しい週末だった。もちろんできる限りのことを試したけれど、残念ながら今回のケニアではうまくいかなかった。正直とてもフラストレーションを感じている。なぜなら、僕たちのチャンピオンシップへの期待に対し、良い結果ではなかったからだ」
「でもこれが現実だ。走行中はベストを尽くし、パワーステージでは5ポイントを獲得した。そして8位まで挽回した。これが今日僕たちができた最大限のことだ」
※上記のコメントは、ヌービルに失格裁定が出る前に発表されたもの。
●エサペッカ・ラッピ(#4 ヒョンデi20 Nラリー1)/総合13位→12位
「色々な観点から見て、興味深い一週間だった。僕たちが望んだ結果は出なかったけれど、それは別の話だ。自分たちが出せたペースには満足しなければね。昨日の技術トラブルが起きるまでは、表彰台のポジションを争っていたんだから」
「少なくともパワーステージでは、よりいつもどおりのドライビングができたが、全体的には素晴らしい経験だったと言わずにはいられない」
●ダニ・ソルド(#6 ヒョンデi20 Nラリー1)/総合5位
「サファリ・ラリー・ケニアは本当にタフなイベントだったが、少なくともいくつかのポイントを持ち帰ることはできた。最終的にはそこまで悪くなかったが、もう少し期待はしていた」
「今日はかなり順調だった。ところどころとても荒れたところがあったけれど、マシンは強力だった。これらのマシンでどれだけのことを乗り越えられるか、驚くほどだよ。順調に走行し、いかなるミスもしないようにして、マシンを5位で持ち帰ることを達成できたんだ」
■TOYOTA GAZOO Racing WRT
●カッレ・ロバンペラ(#69 トヨタGRヤリス・ラリー1)/総合2位
「セブ(セバスチャン・オジエ)とのバトルは終盤かなり激しく、このようにわずかな差で優勝を逃すと、ドライバーとしてはやはり最高の気分にはなれないものだ。それでも、最終的にはチャンピオンシップのために多くのポイントを獲得することができた」
「週末を通して自分の計画どおりに戦いを進め、いいペースで走ることができたが、大きなリスクは冒さなかった。だから、このような結果でラリーを走り切れたことはとてもうれしいよ」
「最終日はクルマにとって本当にタフだった。とくに最後から2番目のステージは深い砂と轍(わだち)が多くあった。自分たちのクルマは強く、それを乗り越えて、チームがケニアでふたたび1-2-3-4フィニッシュを達成できたことは素晴らしいと思っている」
●エルフィン・エバンス(#33 トヨタGRヤリス・ラリー1)/総合3位
「今回は多くのチャレンジがあったので、4台がトップ4に入ったことをチームは誇りに思うべきだ。この結果はトヨタGRヤリス・ラリー1の速さと強さを示すものであり、そのドライバーであること、そしてチームの一員であることを誇りに思う」
「もちろん、個人的には総合3位という順位に心から満足することはできないけど、チームの結果としては満足しているし、3位表彰台を獲得したことによって、それなりの選手権ポイントを得ることはできた」
●セバスチャン・オジエ(#17 トヨタGRヤリス・ラリー1)/総合優勝
「とてつもなく大変なラリーで、とてつもない戦いでした。自分としてはそれを楽しむことができたが、もう少しアクシデントが少なければ、もっと楽な戦いになったはずだ」
「ペースは非常に良く、クルマはとてもドライブしやすく、フィーリングも良かったが、今日はバックドアを失ったり、フェシュフェシュの砂地で少しオーバーヒートしたりと、あちこちで小さなアクシデントに見舞われた」
「それでも、いい結果を持ち帰ることができてハッピーだ。チームの全員が獲得するに相応しい勝利と結果だと思うから、みんなで喜びを分かち合いたいと思う」
●勝田貴元(#18 トヨタGRヤリス・ラリー1)/総合4位
「ケニアは総合4位。表彰台争いはハイブリッドトラブルで万事休すでしたが、ふたつのステージウインとTGRの1-2-3-4に貢献できました」
「チームに本当に感謝です。応援ありがとうございました!」
※Twitterより
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
リカルド、ローソンとの交代の噂は「ここに来て言われるまで知らなかった」と無関心。他チームとの交渉も否定
ジョーカー投入。4輪駆動勢と戦うためにBBSがタイプR用に新サイズをラインアップ/富士24時間
F1オーストリアGPスプリント速報|フェルスタッペンがポール・トゥ・ウィン! マクラーレンは力及ばず2-3。角田裕毅13位
ヤマハ、プラマック・レーシングと複数年契約。2025年からファクトリー仕様のYZR-M1は4台に/MotoGP
【角田裕毅F1第11戦展望】「僕に責任がある」限界を超えた結果のフロア損傷を自責。RBの“単純ではない”戦い方もプレッシャーに
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?