南半球を代表するナショナル選手権として活況を呈するTCRオーストラリア・シリーズで、ディフェンディングチャンピオンとしてタイトル防衛を期すトニー・ダルベルトと所属先のウォール・レーシングは、今季終盤戦に新生TCRワールドツアーと併催されるシドニー・モータースポーツパークとバサーストの2ラウンドに先立ち、待望の新型モデル『FL5型ホンダ・シビック・タイプR TCR』へのスイッチを発表した。
シリーズ初年度よりホンダ陣営のエース格として参戦し、昨季2022年には初代王者ウィル・ブラウン(MPCアウディ・リキモリ・レーシングチーム/アウディRS3 LMS 2)らを退け初タイトルを獲得したダルベルトは、年間2勝を挙げたシーズンに続いて今季もFK8型ホンダ・シビック・タイプR TCRで3戦を戦ってきた。
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「ホンダ、ウォール・レーシング、そして僕自身にとって、新型シビック・タイプRをシリーズに投入することは、どう考えても歓迎すべき素晴らしいことだ」と語ったダルベルト。
「ホンダ・オーストラリアの観点からすれば、新型FL5のロードカーをベースにしたクルマでレースを戦うことは、非常に理にかなっている。キャリアのなかで新車でレースをする機会はそう多くないだろうし、今季後半にこのクルマをデビューさせるのは本当に特別なことになるだろうね」
このオフからイタリアのJASモータースポーツを中心に、契約ドライバーのネストール・ジロラミらが開発の最終仕上げとなるテストを続け、すでに各国のシリーズにもデリバリーが始まっているFL5型だが、今季はALMモータースポーツで世界戦のツアーを追うジロラミが「確実に(旧型比で)2段階は進化している」と高く評価する性能面に関しても期待を寄せている。
■TCRオーストラリア第4戦は2日間のナイトレースが決定
「僕らはネストールやJASと定期的に会話をしているが、あらゆるレポートによると新型シビックは全方位的に少しだけ優れているようなので、手に入れるのが本当に待ち切れない。それに、僕らの国で開催されるTCRワールドツアーのシドニーとバサースト、この最終2ラウンドの直前という完璧なタイミングでもあるんだ」
次戦となるTCRオーストラリアの第4戦は、8月11~13日にクイーンズランド・レースウェイで開催され、ここでは従来のFK8型を走らせるダルベルトだが、新型へのスイッチを計画するシドニーのイベントは、直近のタイムスケジュール公開により、会期の2日間ともにナイトレースが実施されることが確定した。
改めて競技は11月3日の金曜日と4日の土曜日にかけて争われ、金曜に公式練習と予選を実施したのち、その晩にもライトの下でレース1が開催される。明けた土曜もレース2とレース3が行われるが、前者は午後遅くのトワイライト、最終ヒートはふたたび完全な照明下でのレースとなる。
TCRオーストラリアのプロモーターであるオーストラリアン・レーシング・グループ(ARG)の最高経営責任者リアム・クルクパトリックCEOは、新たな世界戦を迎えるにあたり「このイベントに可能な限り最良のフォーマットを決定し、可能な限りファン・フレンドリーなものにした」と述べた。
「我々としてもオーストラリアン・レーシング・ドライバーズ・クラブと緊密に協力してきた。またTCRワールドツアーのプロモーターであるARSCとWSCも、オーストラリアの地で開催されるツアー初戦で可能な限り最大のインパクトをもたらそうとする我々と連携し、素晴らしい協力をしてくれたんだ」
「2日間にすべてのアクションを凝縮することで、翌週のバサーストへ向けたロジスティクスのマージンを稼げるうえに、イベントは完璧に機能するはずだ。シドニー・モータースポーツパークの素晴らしい照明を使用できるということは、両夜ともゴールデンタイムに走行できることを意味し、これは国内外の観客やテレビ視聴者にとっても素晴らしい効果を発揮するだろう」
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