なぜ外車は「オルガン式ペダル」を採用しているのでしょうか？

Question

日本車のほとんどは、つり下げ式ペダルです。
しかし、フェラーリ、ポルシェ、TVRなどですが、外車はオルガン式ペダルが多いです。

なぜでしょうか？

Answer 1

オルガン式ペダルはフラット面を足裏全体で踏む構造ですので、
足にフィットして踏みやすく、コントロール性に優れます。

逆に、吊り下げ式を使う理由は大きく２つあります。

１）コスト
２）降雪の多い地方でよく使われる場合

１）は、部品点数が少なくてすむからです。
日本車でも、コストのかけられるクルマでは
オルガンタイプがあえて使われています。
（とはいっても今ではほとんど設定されませんが）

２）は、オルガンタイプだと、ペダルの板とフロアの間に
雪が入り込んだ場合、ペダルを最後まで踏み切れないためです。

以前のセルシオやアリストはオルガンペダルでしたが、
寒冷地仕様は吊り下げ式になっていたのはそのためです。

外車の多く（特に欧州車）にオルガン式を採用するのは、
多少のコストより、クルマの操作性を重視するお国柄なのでしょうね。

質問者からのお礼コメント

なるほど～。ありがとうございました。